メガネの取り扱いについて

安全にメガネをお使いいただくために必ずご確認ください。

使用上の禁止事項

  • レンズの色の濃淡にかかわらず、メガネをかけて太陽や強い光線を直視することは目を損傷する恐れがありますので避けてください。
  • UVカット加工は、日常使用の状態での有害な紫外線をカットする範囲の加工です。業務用の紫外線保護メガネとしては使用しないでください。
  • フレームが変形したりネジがゆるんだ場合は、レンズが脱落したり顔を負傷する恐れがありますので、使用しないでください。
  • 鼻パッドが取れたり、シリコン製鼻パッドのシリコン層がはがれた場合は、ケガをする恐れがありますので、使用しないでください。
  • 炎天下の車内でのメガネの放置や、お風呂やサウナでのご使用は、フレーム・レンズの変形などメガネの破損の恐れと、高温になったフレームでの火傷の恐れがあります。絶対にしないでください。
  • プラスチックレンズでも強い衝撃があると破損します。破損する可能性のある場合には、そのメガネを使用しないでください。
  • カラー濃度20%以上(視感透過率80%以下)のレンズは、夕暮れ時や夜間の運転には適しません。使用しないでください。
  • 度が合わなくなったレンズやキズなどでコート膜がヒビ割れたレンズは、視力が低下する恐れもあり、また、見えにくくなるなど危険ですので、使用しないでください。
  • 小さなお子様がメガネを弄ぶ場合、メガネを壊したり、破損したメガネでケガをする恐れがあります。小さなお子様の手の届く範囲にメガネを放置しないでください。

使用上の注意事項

  • 初めてメガネをかける方の運転は、メガネに十分慣れてから運転を行ってください。見え方や使い方に慣れるまでは、距離感などが変わり危険です。
  • 縁なしフレームは、レンズ外周がむき出しで穴をあけているため、衝撃などによりレンズが破損する恐れがあります。丁寧にお取り扱いください。
  • アレルギー体質の方はフレームの接触によりお肌がかぶれることがあります。万が一異常があらわれた場合は、すぐにご使用を止め、医師の診察を受けてください。
  • 遠近両用のレンズをはじめて装用される場合は、足元がぼやけたりして階段の踏み外しや転倒する恐れがあります。慣れるまでは十分にご注意ください。
  • 球技など激しいスポーツをする場合は、衝撃などによるメガネが破損する恐れがあります。メガネの破損によりケガを負う恐れがある場合は、使用しないでください。※コンタクトレンズのご使用を推奨いたします。
  • 一度強い衝撃を受けたレンズは、たとえ割れていなくても著しく強度が低下して、危険な場合があります。キズ・欠け・ひずみなどが生じた場合は速やかに交換してください。
  • カラー濃度がおよそ70%以上(視感透過率30%以下)のレンズをご使用の場合は、昼間でも光量不足で視力が低下することがあります。十分にご注意ください。
  • カラーレンズや調光レンズ(紫外線を受けると色が濃くなるレンズ)、サングラスなどをかけて運転する際は、トンネル等にご注意ください。急に光量不足になり、視力が低下して事故を起こす恐れがあります。
  • 溝堀フレームのナイロン糸は、衝撃などによって切れたり、高温により緩んだりする場合があり、レンズの落下につながります。火のそばに置いたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。(ナイロン糸は無料で張り替えいたします。張り替えの目安は一年です。)
  • レンズ・フレーム、鼻パッドなどの消耗品は経年変化により素材が劣化します。一年に一度は点検を受け、必要に応じて交換してください。

お手入れ方法

メガネは日々顔に掛けて使用するため、意外と汚れがつきやすいです。特に埃や花粉、皮脂、化粧品などの汚れがつきやすいですが、こまめに正しくお手入れすることで快適に使用できます。

1.汚れを水道水で洗い流す

メガネに付いた汚れを水道水で洗い流してください。日常生活で目に見えない小さなゴミやほこりが付着しています。そのまま乾拭きすると、メガネにキズがつく原因になります。まずは水で洗い流しましょう。お湯は使用しないでください。過度な熱が加わると、レンズ表面のコーティングにダメージを与える可能性があります。

2.メガネクリーナーを吹きかける

水洗い後、メガネ全体にメガネクリーナーを吹きかけます。レンズやフレームにもしっかり吹きかけてください。メガネクリーナーを使うことで、頑固な汚れや皮脂をしっかり落とせます。

3.クリーナーをのばす

クリーナーを吹きかけた後、指の腹を使ってメガネ全体にクリーナーを均等に広げます。特に鼻パッドや耳かけ部分も丁寧に拭きましょう。

4.ティッシュで拭き取る

クリーナーを塗り広げた後、ティッシュで軽く押し当てるようにして拭き取ります。擦るとティッシュの繊維が残ることがあるため、押し当てるように拭くのがコツです。

5.メガネ拭きで仕上げ

最後にメガネ拭きでレンズとフレームを拭きあげます。繊維の細かいメガネ拭きで拭くことで、小さなほこりも取り除けます。

半年に一度はお店でクリーニングを眼鏡市場では超音波洗浄機を使用したクリーニングも承っています。頑固な汚れもすっきり洗浄します(フレームの状態によっては超音波洗浄をお断りする場合があります)。目安として半年に一度のクリーニングをお勧めします。メンテナンスが必要な場合は、店舗に相談してください。

末永くご使用いただくために

  • メガネのかけはずしは必ず両手でツルの部分を持って行ってください。片手でのかけ外しはメガネをゆがめる原因になりますので、ご注意ください。
  • 高温になる場所(サウナや車のダッシュボードなど)での使用や放置は避けてください。
  • メガネのずれやゆがみが気になる場合は、店舗で調整を行ってください。
  • メガネ専用ケースで保管し、一時的に置く場合もレンズ面を下に向けないようにご注意ください。レンズ表面に傷がつく原因になります。
  • 汗、海水、薬品、整髪料などがついたまま放置するとフレームやレンズが傷みます。洗浄後、十分に水気を拭き取ってください。
  • プラスチックレンズは熱に弱いため、お湯は避けて水で洗ってください。