【レンズの違い知っていますか?】レンズ工場で品質の秘密に迫る(前編)

メガネ選び / 日本製メガネ

あなたはメガネを選ぶとき何を重視していますか?フレームのデザインや機能性だけで満足している方も多いのではないでしょうか。メガネは目の健康を支える立派な「医療機器」。レンズの品質もしっかりチェックしてください。

「レンズの品質」と聞いてもいまいちピンとこない、というあなたのために今回はレンズ工場から高品質レンズの秘密をお届け。一枚のレンズができるまでに約72時間・100工程もの手間ひまをかける眼鏡市場のレンズづくりを前・後編にわたってお伝えします。

徹底したオーダーメイドへのこだわり

今回、潜入したのは眼鏡市場のレンズを製造する国内レンズ工場。こちらの工場ではお客さま一人ひとりに合わせて特注で設計するオーダーメイドレンズを製造しています。ハイレベルな技術が求められるオーダーメイドレンズの多くは、国内生産で丹精込めてつくられているのです。

なんとレンズの素材から自社製造している

まず、最初に驚いたのはレンズを素材から自社内で製造しているということ。レンズの元となる「ベース素材」は円柱状の特殊なプラスチック樹脂でできています。これを薄く削り出すことでレンズになるのですが、多くのレンズメーカーではベース素材を外部からの仕入れに頼っています。それに対してこの工場では独自の研究により自社内で開発・製造しています。一から自分たちの手でつくるからこそ品質に自信を持って製品を世に送り出すことができるのです。

30万パターンものベース素材をつくり分ける

工場内でも広いスペースを確保されているのが、ベース素材を成型するための「型」の保管庫。この保管庫では約35万枚の型が常備されています。型には上型と下型があり2枚を重ね合わせて使用します。素人目には同じに見えるのですが、表面に施されたカーブがそれぞれ微妙に違っていて、その組み合わせによって約30万パターンものベース素材をつくり分けることができます。

工場内でわずか数人、人の手が品質を左右する。

こちらは実際にベース素材を製造している現場。液体状の原液を一つひとつ手作業で型に注入していきます。この注入作業でもっとも気をつけていることは、原液に空気が入り込まないようにすること。そのために原液は真空状態に保たれ、さらにスタッフも選ばれた専門の職人のみで作業を行ないます。私たちを案内してくださったスタッフさん曰く「私はこの工場に勤めて15年になりますが、それでも私がやったら原液に泡が混ざってしまいます。レンズの品質を守るために専門の職人だけに作業を許しているのです。」とのこと。ここまで徹底しているからこそ高品質なレンズをつくることができるのです。

長いもので48時間!手間ひまかけた温度管理

型に注入された原液に熱を加えて固めることでようやくベース素材が出来上がります。ただしこの加熱工程がとても厳密。時間と温度を調節可能な加熱機でレンズ種類ごと個別に温度管理をしながら長い時間をかけて加熱していきます。長いものではこの工程だけでなんと48時間もかかるとのこと。これほどまでに手間ひまがかけられているとは驚きです。

大量生産ができない「個別加工」

加熱を終えたベース素材は厚みのある円柱の形をしています。ここから加工・研磨工程で薄いレンズに削り出していきます。驚くことに製造レーンを流れていくのは一つひとつ種類の異なるレンズ。度数や加入度(遠近両用レンズでの近くと遠くの見え具合)といったメガネレンズとしての見え方を左右するこの工程では、オーダーシートに記載された情報を元にレンズごと個別に加工を行います。大量に生産することよりも、レンズとしての性能を正確につくることを優先しているのです。

機械だけに任せない。職人の「目」が品質を支える。

青っぽく見えるはベース素材の表面に貼られた保護フィルム。こうすることで加工の際に不必要なキズがつくのを防いでいます。そして保護フィルムのうえからピースと呼ばれる金属の固定具を取り付けます。このピース部分を加工機に固定して作業を行うのですが、実はこのピースを取り付けるのにもっとも神経を使うのだそう。ピースの取り付け位置がずれると正しい度数を削り出すことができなくなってしまうため、機械だけに頼らず職人の目による厳しいチェックを重ねて、正確な取り付けを行なっています。

9割が削り屑に。レンズとして残るのはたったの1割。

加工機から出てきたレンズは削った面にこまかな凹凸があるため白っぽく見えます。ここからさらに研磨機に通して凹凸を取り除き表面を滑らかにしていきます。研磨剤をつけたスポンジ状のパッドでレンズが磨かれていきます。磨き上げられたレンズは薄く整えられ表面もツルツル。ようやく私たちがイメージするレンズらしい姿になってきました。この加工・研磨工程によってベース素材の体積の9割ほどは削り屑となってしまいます。皆さんの手元に届くレンズは磨き上げられて残るたったの1割なのです。

工程のたびに行なう徹底された検査作業

レンズづくりにおいて検査作業はとても厳密に行われます。その厳しさは工程が一つ終わる度に検査作業を繰り返すほどの念の入れよう。最終的にレンズが完成するまでには8回もの検査が行われます。適正な製品を提供できるよう、このように品質管理に勤めているのです。

レンズ製造工程はこれでまだ半分

研磨が終わったレンズはぱっと見たところすでに完成品かと思うほどの姿ですが、レンズづくりはこれでまだ半分。ここからレンズに機能性と快適性を加えていくのですが、その様子は後編で詳しくお届けします。

【レンズの違い知っていますか?】レンズ工場で品質の秘密に迫る(後編)

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