気に入ったメガネがあると、そこからなかなか離れられない男性が多い。自分に似合うものはコレだけだと決めつけてしまいがちだ。そこで後編ではファッションプレス、漫画編集、カメラマンと、様々な職業のメガネフリークを招集。眼鏡市場が誇る数あるメガネの中から、新しい自分に出会える3本を選んでもらいました。

川辺圭一郎さん(トゥモローランド プレス)
本格的にメガネをかけ始めたのは視力の低下に気づいた3年前。ファッションアイテムとしてメガネが好きで、黒縁のウェリントンタイプやメタルのラウンドタイプなど、様々なメガネを所有。現在は私服とのバランスが一番取りやすい鼈甲柄のセルフレームのラウンドタイプを愛用中。外出先でも気分が変わればメガネをかけかえるので、鞄には常に“控えメガネ”を忍ばせている正真正銘のメガネフリーク。

「目が茶色いので『ブラウン系のフレームが似合う』って言われたんですよ」と、ブラウンカラーのメガネが気になる様子。「今回は新しいものにも挑戦しようかな」。並べられたメガネを端から端までしっかりチェックした結果、今までかけたことのないタイプを選んだようだ。

由井琢磨さん(ジャンプスクエア編集部)
就職してから視力の低下を感じ、メガネ歴は早14年。矯正用を3本、伊達メガネを7本と計10本所有。現在のマイブームはボストンタイプのもの。仕事中は裸眼が多いが、通勤時はカラーレンズ入りのメガネを着用。ファッションアイテムとしてメガネを楽しんでいる。

眼鏡市場の公式サイトをチェックしてきたと語る由井さん。「気になるアイテムを見つけると掘っていくタイプなんです」と、並べられたメガネを見る目はまるで職人のよう。「新しいものを買うなら、何かを手放さなきゃ」。所有するメガネのラインナップが変わるかも…?

津島大地さん(フォトグラファー)
矯正用として黒縁のスクエアタイプのメガネをかけたのが高校2年の頃。大学生になるとボストンタイプやラウンドタイプなど、多くのメガネに挑戦。いま頻繁にかけているのはセレクトショップで購入した黒のクラウンパントフレームのもの。

「このタイプはかけたことがないから気になります」と、今まで試してこなかったメガネに惹かれている津島さん。「かけてきたメガネはちょっと重くて疲れるんですが、ここにあるものは全て軽くていいですね!」。お気に入りのメガネを変えて、新たなものに挑戦しそうだ。
Photos:Kanta Matsubayashi
Composition&text:Mayu Yamamoto
制作/集英社