着こなしをアップデートしてくれるさまざまなデザインのメガネが並ぶ眼鏡市場。本連載では、その中からいま押さえておきたい３ブランドをピックアップ。
毎回１本のメガネを軸に、メンズノンノモデルがテイストの違う３パターンのコーディネートを披露する。
最終回も、人気スタイリスト深澤勇太さんが、メガネとスタイリングのジャストな着こなし術をお届け！
THE BEDFORD HOTEL／BFH-19
眼鏡づくりの街として知られる福井県は鯖江の自社工場「KING STAR」で培われた確かな技術と高品質、トレンドのデザインを体現するTHE BEDFORD HOTEL（ザ ベッドフォード ホテル）。クラシックがトレンドの今季は、王道のウェリントンシェイプがオススメだ。
「ボリューム感のあるウェリントンフレームは、流行り廃りに左右されず、ファッション感度の高い人を中心に常に支持されているフレーム。重ねるアイテムが増える秋冬には、少し重みのあるメガネでコーディネートのバランスを取るのもテクニックの１つです」
ブリット感のあるスポーツミックスはウェリントンで落ち着いたムードに
ユーズドライクなアウターにジーンズ、足元にはスニーカーを合わせた気取らないスポーツミックスコーデ。重厚なウェリントンフレームを合わせてバランスを調整するのがポイント。
「古着屋で手に入りそうなこなれたアノラックを主役に、ニットハットやスニーカーの白小物でクリーンにアレンジ。顔周りに重みのあるウェリントンフレームを合わせることで、大人っぽさが加わり、差をつけられます」（スタイリスト深澤さん）
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アノラックジャケット(アンブロ)¥10,890／デサントジャパン Tシャツ(ホロマーケット)¥8,800／スタジオ ファブワーク ジーンズ(ナナミカ)¥40,700／ナナミカ 代官山 ハット(キャスパー ジョン)¥3,960／シアン PR スニーカー(クレイ)¥29,700／リーガルコーポレーション そのほか／スタイリスト私物
プレッピーアレンジのアメカジをメガネひとつでさらに印象アップ！
アメカジを象徴するGジャンとミリタリーパンツのカジュアルコーデを、チェック柄やUチップのレザーシューズでプレッピーにアレンジ。
「定番アイテムとして多くの人が持っているであろうGジャンやミリタリーパンツですが、内側にギンガムチェックを入れたり、革靴で引き締めたりすることでプレッピールックに仕上げました。そこに存在感のあるシックなメガネをかければ、さらに印象アップを期待できます。流行りのラフなミディアムヘアとのバランスも絶妙ですね」（スタイリスト深澤さん）
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ジャケット(ヘリル)¥60,500／にしのや シャツ(ナナミカ)¥31,900／ナナミカ 代官山 パンツ¥39,600／タンジェント シューズ¥15,400／ハルタ そのほか／スタイリスト私物
小物選びで等身大にまとめたトラッドなジャケパンコーデ
大人っぽいジャケパンスタイル。存在感のあるウェリントンタイプのメガネを選べば、適度な抜け感を作ることができ、よりこなれて見える。
「グレンチェックが渋めなジャケットに、タックパンツをあわせました。オーセンティックな着こなしですが、清潔感のある白Tやメタリックなスニーカーで、ほどよくトレンド感をオン。トラッドな装いに、あえてインパクトのある黒縁メガネが鮮度抜群です」（スタイリスト深澤さん）
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ジャケット(ユニバーサルプロダクツ)¥59,400／1LDK Tシャツ(ソフトグッズ)¥11,000・バッグ(コッツウォルドアクエリアス)¥44,000・ベルト(トロイ レザー)¥16,500／メイデン・カンパニー パンツ(ヘリル) ¥44,000／にしのや スニーカー(アシックス)¥17,600／アシックスジャパン そのほか／スタイリスト私物
Photos:Hisashi Ogawa Hair & Make-up:Kosuke Abe[traffic] Stylist:Yuta Fukazawa Model:Daina Matsui[MEN’S NON-NO model] Text:Wakako Matsukura 制作／集英社
