【目的別】釣り用の偏光サングラスおすすめ10選｜メリットや選び方も解説

釣りをしているとき、「水面に太陽光が反射して眩しい。魚も見えづらい...」と感じたらサングラスが役立ちます。特に釣りのシーンでは、通常のサングラスだけではなく、偏光レンズを使用した「偏光サングラス」も重宝します。

本記事では、釣りに向いているサングラスの特徴やメリットに加え、釣りを快適にするサングラスの選び方を詳しく解説します。記事の後半では、おすすめなサングラスも紹介しているので、釣り向きのサングラスを探している人はぜひ参考にしてください。

偏光サングラスとは、水面や雪面、あるいは車運転時のフロントガラスなどを見たとき、太陽光の乱反射によるギラツキや眩しさを軽減してくれる「偏光レンズ」を備えたサングラスのことです。

通常のサングラスはあくまで日光の眩しさを抑え、紫外線から目を保護する目的で作られています。UVカット効果はあるものの、太陽光の反射までは抑えられないため、

屋外での活動や水中を見る際に視認性が落ちやすいです。たとえば水面の反射を軽減する目的で釣りに通常のサングラスを用いては、魚影はほぼ見えないに等しい状態になってしまいます。

そこで活躍するのが、偏光サングラス。偏光サングラスなら太陽光の乱反射を抑えられるため、極端に色の濃いレンズを選ばなくても水面を確認しやすくなります。泳ぐ魚の動きを鮮明にとらえやすくなるため、釣果が高まるでしょう。

また偏光サングラスは、釣りだけでなくスキー、ゴルフ、ドライブなど乱反射が気になりやすいさまざまな場面で活用できます。

偏光サングラスのレンズには、偏光膜と呼ばれる特殊なフィルターが入っています。偏光サングラスのフィルターは、太陽光の乱反射のような、さまざまな方向から来る光をカットする性質が備わっています。正面からの光だけは通すため、ものを見るのに支障は出ません。

偏光サングラスをかけて正面から対象物を見ると、視界を邪魔する偏光が入りにくいため、対象物が鮮明に見えます。

釣りで偏光サングラスを使用すると、次のメリットがあります。

● 水中が見やすくなる
● 目が疲れにくくなる
● 紫外線から目を保護できる
● ルアーや水しぶきが当たるのを防げる

偏光サングラスは太陽光の反射を軽減するため、水面の照り返しを抑えられます。照り返しが邪魔で魚の様子を確認しづらいとき、偏光サングラスが役立つでしょう。

また、照り返しの眩しさを直視せずに済むため、目をこらすことが少なくなり、目が疲れにくくなります。レンズのカラーによってはコントラスト効果があるため、魚がより見えやすくなることも。特にサイトフィッシングをする人にとっては、偏光サングラスは必需品と言えるでしょう。

さらに、偏光サングラスには通常のサングラスとしての機能もあるため、紫外線から目を保護できます。ルアーが顔にぶつかったり、水しぶきが上がったりしてもサングラスによってガードできるのもポイントです。

釣り目的で偏光サングラスを購入する場合、より釣りをしやすくするための選び方があります。次のポイントをおさえて自分に合った偏光サングラスを手に入れましょう。

レンズには赤やグリーンなど色がついており、色によって見え方に違いが出てきます。目的や好みに合わせて選びましょう。

初めての1本ならグレーがおすすめです。グレーなら視界の色味をあまり変えません。晴れた日中以外の釣りが多いなら、天候の変化に強いイエローやグリーン系も重宝するカラーです。サイトフィッシングが目的なら赤やブラウン、オレンジ系を選ぶとくっきり見えるので、魚を追いかけやすくなります。

また、眼鏡市場では偏光レンズに対して海や渓流などシーンに合ったカラーバリエーションを用意しています。悩んだら釣りのシーンで選ぶのも1つの方法です。

日光をどれだけ通すかを数値化した、可視光線透過率も確認して選びましょう。可視光線透過率が低いほどレンズの色が濃く、太陽光の眩しさを抑えられます。太陽光の反射を抑えたいだけであれば、可視光線透過率が低い濃いめのカラーを選んでも問題ありません。

釣りが目的の場合、偏光サングラスの可視光線透過率は「10〜40％」が目安です。晴れている日なら「10〜20％」と濃いめのレンズでも見えますが、曇りや雨の日は「30〜40％」あった方が明るく見えやすいでしょう。

もし、初めて偏光サングラスを購入する場合は、天候に左右されず使用できる「30〜40％」のものを選ぶと良いでしょう。

偏光サングラスは、度付きや遠近両用に対応したものもあります。普段使用している度付きメガネや遠近両用メガネに掛け替える手間が省けるメリットがあるでしょう。ただし、オーダーできる度数は、通常のメガネに比べると制限があるため注意が必要です。

もし、今のメガネを使用するのであれば、「クリップオン」と呼ばれるメガネの上からかけられる「前掛け偏光サングラス」という選択肢もあります。目的に応じて、選ぶと良いでしょう。

偏光サングラスは、フレームのカーブの深さでもかけ心地が変わります。カーブの深さには、「4」「6」「8」の分類があります。数値が低いほどカーブが浅くなるのが特徴です。

ただし、度付きレンズにする場合はカーブが指定できなかったり、フレームとレンズの形状次第でオーダー可否が変わったりする可能性があります。また、仮に度付きで作成できても周辺部分が歪んでしまい、見え方に支障を来すケースもあるため、必ず店頭スタッフに相談するのをおすすめします。

フレームの素材には主にチタンやニッケル合金などの金属素材でできたメタルフレームと、プラスチック製のセルフレームがあります。レンズの素材同様、目的や好みで選びましょう。

金属製のメタルフレームは耐久性が高くフィット感に優れています。見た目に高級感が出やすいのも特徴です。

一方、プラスチック製のセルフレームは、軽量なため長時間かけても疲れにくい特徴があります。凝ったデザインや豊富なカラーバリエーションが多いのも魅力の一つです。

また、偏光レンズはレンズに偏光フィルターを挟むつくりになっています。レンズに溝を掘って固定するナイロールタイプは、加工時に偏光フィルターを傷つけてしまうため、偏光サングラスにはできません。

よって、偏光サングラスを選ぶときには、メタルフレームタイプか、セルフレームタイプを選びましょう。

では、実際に釣りに適したおすすめの偏光サングラスを眼鏡市場のラインアップから10本ピックアップして紹介します。自分の理想の1本を見つけましょう。

● MJS-139
● MJS-137
● ISG-S423PL
● ISG-L212PL
● ISG-M126PL
● ISG-S424PL
● ISG-S419PL
● ISG-L214PL
● MJS-136
● HTW-1010P

おすすめポイント
● ファッションデザイナーによる普段使いできるサングラス
● 近未来的で個性的なフォルム
● メガネ感覚でかけやすい

ファッションデザイナーの山地正倫周氏が手がけるブランドサングラスです。メタルフレームにシャープなラインを合わせており、近未来的な印象を与えてくれます。プライベートでもビジネスでも使い勝手がよいデザインになっているため、普段使いできる釣り用サングラスを探している人におすすめです。

スクエアシェイプで天地幅が狭めにできているため、メガネと似た感覚でかけられます。

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おすすめポイント
● ファッションデザイナーが手がけるブランドサングラス
● 誰にでも合わせやすいウェリントンタイプ
● コントラスト効果の高いレンズカラー

MJS-139と同様、山地正倫周氏によるメンズブランド「MA-JI　MASATOMO」のサングラスです。MJS-139がスクエアタイプであるのに対し、このMJS-137はウェリントンタイプになっています。ウェリントンタイプは比較的似合う顔型が多いため、丸顔、四角顔、面長などどのような人でもかけやすいサングラスです。

ブラウンのレンズは釣りの最中にコントラスト効果で魚をはっきりと見せてくれます。

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おすすめポイント
● スポーツに特化した偏光サングラス
● 視界が広く、紫外線をカットしやすいウェリントンタイプ
● プライベートからビジネスまで使えるデザイン

ISG-S423PLはスポーツ向けのサングラスで、釣りやドライブ、スキーなど幅広い場面で利用できます。グリーンの偏光レンズは目に優しく、晴れや曇り、雨など天候を問わずに使えるのが特徴です。

ウェリントンタイプのフレームなので天地幅が広く、紫外線もしっかりとカットしてくれます。シンプルなデザインはプライベートのカジュアルファッションにも、ビジネスやフォーマルファッションにも合わせやすいでしょう。

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おすすめポイント
● 小ぶりなレディースモデルのサングラス
● 抜け感のあるすっきりとしたフレームカラー
● 休日の釣りにも仕事にも使える

女性のアングラーにおすすめなのがISG-L212PLです。偏光レンズを搭載したレディースモデルのサングラスで、小ぶりにできているため初めてでも使いやすいでしょう。かけたときの洗練された雰囲気にもこだわっています。たとえばフレームはクリアカラーを採用して抜け感を演出してくれるでしょう。

また、レンズの可視光線透過率が高めにできているのでかけたときの目元を軽やかにしてくれます。釣りだけでなく普段使いにもおすすめです。

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おすすめポイント
● 長く使えるシンプルなデザイン
● 長時間かけても疲れにくい
● サングラスに慣れていない人でも使いやすい細身のフレーム

シンプルで長く使えるサングラスを探しているなら、ISG-M126PLがおすすめです。細身のフレームで普段使いしやすいのが魅力です。長時間かけても疲れにくいよう、フィット感にもこだわって作られています。

スクエアタイプのフレームがクールな印象を与えてくれるため、釣りだけでなくビジネスでも使えるでしょう。グレー系のレンズは色味を変化させにくいため、サングラスに慣れていない人でも見やすいのがメリットです。

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おすすめポイント
● トレンド感のあるデザインとフレームカラー
● 釣りやキャンプなどさまざまなアウトドアに対応
● 紫外線をカットしやすい幅広のレンズ

トレンド感のあるボストンタイプのサングラスで、見た目にこだわりたい人にもおすすめの偏光サングラスです。クラシックな雰囲気でレトロなファッションにも合わせやすいです。

スポーツサングラスのブランドのため、釣りをはじめさまざまなアウトドアで活躍します。レンズの横幅と天地幅どちらも長くできているため、紫外線をしっかりシャットアウトし目元を守ります。

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おすすめポイント
● シャープでクールな印象を与えるサングラス
● 換気孔によりスポーティーな雰囲気を演出
● モダンのワンポイントが遊び心のあるデザイン

クールなスポーツサングラスといえば「ISG SPORTS」の偏光サングラスモデルであるISG-S419PLです。スクエアタイプのシャープなフレームが凛とした雰囲気に仕上げてくれます。

テンプルの中央には換気孔が空いており、スポーツサングラスらしい軽やかなかけ心地になっているのも特徴です。テンプルの先や耳にあたるモダンの部分にはワンポイントが入っており、遊び心のあるデザインになっています。

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おすすめポイント
● メガネのような使いやすいサングラス
● 横幅の広いレンズで視界を確保しやすい
● 華やかで可愛らしいカラー展開

ポップで可愛らしいサングラスを探しているならISG-L214PLはいかがでしょうか。テンプルが細身にできており、レンズも小ぶりなのでメガネのようなイメージで使用できます。

サングラスとしての機能にも優れており、視界が広くとれるため魚が見えやすいのが特徴です。ピンクブラウンやローズレッドといった華やかなカラーが揃っており、サングラスの色を明るくしたい人にも向いています。

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おすすめポイント
● 近未来的でハードなデザイン
● ブローラインが個性を演出
● カジュアルにもビジネスにも使える

サングラスならではのハードなテイストを体験したい人には、MJS-136がおすすめです。特徴的なブローラインと太めのテンプルが魅力と言えるでしょう。メタルの質感にシャープな雰囲気が合わさって、近未来的な空気感をかもし出しています。

スクエアタイプのフレームは、かけたときの姿をクールに演出してくれるでしょう。スタイリッシュに釣りを楽しみたい人や、ビジネスでも使いたい人に向いているサングラスです。

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おすすめポイント
● 眼鏡市場限定のデザイン
● シンプルかつクールな雰囲気を演出
● ウェリントンタイプで合わせやすい

HTW-1010は、眼鏡市場のブランドのなかでも偏光サングラスを多く取り扱っている「ハンティング・ワールド」の眼鏡市場限定モデルです。

フロント上部のエッジやテンプル部分のメタルパーツによりクールな印象に仕上がっています。シンプルなデザインで釣りをはじめ、カジュアルからビジネスまで幅広く使えるサングラスです。ウェリントンタイプのフレームでどのような顔型にも合わせやすくなっています。

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最後に、釣り向けの偏光サングラスに関してよくある質問と回答を紹介します。

調光レンズは紫外線の量に応じてレンズの色が変化します。たとえば屋外であればレンズの色が濃くなるため、サングラスとして使用できます。屋内に入ると紫外線が少ないため無色レンズのように色が薄くなるため、メガネとしても使えます。

また、調光レンズは屋内でも使用できますが、偏光レンズは屋外での利用に向いています。どちらのレンズも紫外線や眩しさを軽減できますが、太陽の反射光もおさえられるのは偏光レンズのみです。

偏光レンズは水分を拭き取らず、長時間濡れたままにするとレンズにダメージを与えてしまいます。そのため、こまめな手入れやメンテナンスが必要です。また、偏光フィルターを通して見るため、液晶画面が見づらくなる特性があります。

そのため、サングラスをかけたままスマホやタブレット、カーナビなどを操作する際は注意が必要です。

釣りに使用するサングラスは、こまめに水で洗い流すのを意識しましょう。特に海水が付着すると、乾いたときに塩分が結晶化してしまい、傷やレンズ痛みの原因になってしまいます。

できるだけ早めに洗い流し、ティッシュで拭いて水分を取ってから、専用のメガネクロスで拭き上げます。また、熱に弱いことから暑い車内での保管を避けるのもパーツやレンズの劣化、熱クラックを防ぐポイントです。熱クラックとは熱が加わることでレンズのコーティングにヒビが入る現象のこと。車内には放置せず、できる限り携帯しましょう。

グラスコードやストラップを購入してサングラスを繋いでおくと、釣りの最中に誤ってサングラスを水中に落としてしまうリスクが減ります。

グラスコードやストラップには、水に濡れても平気な素材や水に浮く構造になっているものなど、釣りをされる方には人気のアイテムとなっています。自分の好みのものを探してみてください。

釣りの最中に太陽光の眩しさや照り返しを軽減するには、偏光サングラスがおすすめです。偏光サングラスは正面からの光のみを通すため、乱反射する光を抑えるのに役立ちます。

偏光サングラスはレンズのカラーや素材、可視光線透過率、カーブの深さなどさまざまな要素で釣りでの使い勝手が変化します。確認すべき項目は比較的多いですが、一つひとつ自分に合ったものを選ぶことで理想の1本が手に入るでしょう。

眼鏡市場では偏光レンズに対応したサングラスを多数扱っています。本記事を参考に、自分にぴったりの釣り用サングラスを選び出してください。