メガネは視力をサポートしてくれるだけではなく、その人のパーソナリティーを表現するアクセサリーでもあります。「自分によく似合っている」「フレームがとても気に入っている」メガネの場合は、「見えづらくなった」「見え方が変わった」と感じても、無理をして使い続けてしまうかもしれません。
しかし、いくらデザインが気になっているメガネだからといって、視力に合わないものを使い続けることは、健康面でのマイナスに繋がることもあります。そこで今回は、見えづらくなったレンズを変えるべき理由と、お気に入りのフレームのままで見え方を改善できる「レンズ交換」の基礎知識をご紹介します。
レンズ交換のサインは「度数の変化」や「キズ・汚れ」で見えづらくなったとき
一般的に、レンズ交換のタイミングには以下の3つのサインがあります。
- ・適正な度数が変わった(視力が上がった/落ちた)
- ・レンズの細かな傷が多くなり、見えづらくなった
- ・コーティングが剥げてきた
また、「目の疲れ」「肩や首筋の凝り」も、レンズ交換を知らせるサインかもしれません。不具合を感じたら、気軽に眼鏡市場の店舗で相談してみましょう。ネジや鼻パッドなどの簡単な調整やクリーニングだけで、はっきりと見えるようになる場合もあります。
レンズの不具合は、目の疲れの原因になることも!
傷がついたレンズや度の合っていないレンズを使用し続けると、身体に悪影響となることがあります。
例えば、知らないうちにレンズに増えた細かい傷は、乱反射やにじみといった見え方の不具合の原因になります。「最近、なぜか目が疲れる」と感じていたら、まずはレンズ表面をチェックしましょう。レンズについた小さな傷が影響している場合もあります。
また、度数が合っていないメガネを使うと、常に目のピントが合っていない状態で過ごすことにつながります。視力は気づかないうちに変化(低下)するので、「見えづらくなった」と感じたら、まずは店舗で視力のチェックをしてみましょう。
成長期のこどもの視力変化には、保護者がケアを
成長期のこどもの場合、特に視力の変化が顕著です。周囲の大人が早めに気づいて視力に合ったメガネを掛けさせてあげないと、度数の変わり幅が大きくなり、次のレンズに適応するまでに時間がかかってしまいます。
テレビを近くで見る、やけに目を細める、などの行動が見られたら要注意。眼鏡市場では、店舗での視力チェックも行っています。無料で承っているので、こどもの視力が気になったらぜひご利用ください。
>>お近くの眼鏡市場の店舗を探す
見え方の相談は、他店のメガネを使用している方でも、もちろんOK。常にベストな視界を確保して健康を保つために、半年に一度は、店舗での視力チェックをオススメします。
お気に入りのメガネ、「レンズだけ」でも交換できます!
最近では、メガネをフレームとレンズのセットで販売することが主流になっています。しかし、お気に入りのフレームや、人からもらったフレームなど、思い入れのあるフレームがある場合は、レンズ交換がオススメ。お気に入りのフレームを活かしながら、最適な視野を保てます。
眼鏡市場では、現在使っているメガネはもちろん、他店で購入した新品のフレームにレンズを入れることもできます。
ただし、ファッショングラスや一部の特殊フレームなどの場合、レンズの入替え・交換ができないことがあります。詳しくは、スタッフまで。(※現物フレームを確認をしないとレンズ交換の判断できない場合は、フレームのご持参をお願いすることがありますので予めご了承ください)
最短25分!レンズ交換のステップと、費用&期間の目安
ここからは、具体的なレンズ交換の方法をご説明します。
レンズ交換にかかる時間
レンズ交換は、一般的なメガネ店であれば受け付けを行っています。また、基本的には購入した店舗やブランドにかかわらず対応してくれます。
しかし、店舗によって必要な時間が異なります。眼鏡市場では、レンズの在庫がある場合は、単焦点レンズなら作業時間25分という、業界トップクラスのスピードでレンズ交換を行なっています。
レンズ交換にかかる費用
レンズ交換にかかる費用は、レンズの価格によって決まります。他店の場合は値段差に幅があるため、店舗で確認すると良いでしょう。
なお、国内の有名メーカーと共同開発している眼鏡市場のレンズは、強度用・乱視用・遠近両用など、度数や薄型加工による価格変動がない料金体系です。
ただし、防曇加工や耐傷加工など、コーティングによる特別なオプションの場合は追加料金が発生します。
眼鏡市場の場合は、次の4つのステップでレンズ交換を行います。
1.店頭で相談する
まずは、店舗で相談をしましょう。レンズ交換よりも、メガネ一式を購入した方が良いケースなどもあります。レンズ交換のみが本当にベストか、そもそも本当にレンズ交換が必要かどうか、費用はどれくらいか、新しいレンズにはどんな機能を持たせるか、などスタッフと一緒に検討します。
※メガネを修理する際の基準についてはこちらの記事でも紹介しています
2.視力や用途に合ったレンズを選ぶ
レンズ交換を決めたら、次は自分の視力と目的に合ったレンズを選びます。単焦点レンズの場合、在庫が店頭にあれば、その場での交換作業が可能。基本的に遠近両用レンズやカラーレンズなどの「高機能レンズ」はメーカー特注のため、レンズが店頭に届くまで1週間ほどかかります。
3.レンズ交換を依頼する
眼鏡市場のレンズ交換は、最短25分のスピード仕上げ。ハイスペックな全自動加工機を全店に導入し、この速さを実現しています。レンズ交換の一連の作業は、コンピューター制御された全自動加工機が行うため、仕上がりに差が出たり、大事なフレームに傷がついたりといった心配はありません。
4.メガネを受け取る
レンズ交換が完了したメガネは店頭でお渡しします。受け取りは依頼した店舗と異なってもOK。平日に職場の近くで交換を依頼し、休日に自宅近くの店舗で受け取ることもできます。
また、レンズ交換後6ヶ月間は度数変化にも対応する無料レンズ交換サービス、1年間はレンズやフレームなどのキズや外観変化に対応する無料品質保証などをご用意。新品のメガネを購入した場合と同程度のアフターサービスが含まれています。
レンズを長持ちさせるコツは、「水洗い」と「メガネケース」
レンズやメガネを長持ちさせるためのポイントは、洗浄と保管にあります。レンズの汚れが気になったら、まずは水洗いをしましょう。そのままレンズを乾拭きすると、レンズについていた花粉やほこり、ちりなどでレンズに細かな傷がつきます。
そして、メガネはきちんとケースにしまうのがベスト。ポケットやカバンにそのまま入れると、レンズに傷がつき見えづらくなることも。また、車のダッシュボードの中に入れっぱなしにするのも避けましょう。車内の温度変化によって、メガネが歪んだり、レンズが痛んでしまうことがあります。
専用レンズに交換して、「利用シーンごとの専用メガネ」にする
昨今では、生活シーンや目のトラブルに合わせて、新たなレンズが次々に生まれています。「アイケア」がキーワードとなり、疲れ目対策、UV対策、ブルーライトカットなど、ニーズに合わせた数多くのレンズが発売されてきました。
紫外線量が増えるこれからの季節、注目は「パーフェクトUVブロックレンズ」。
パーフェクトUVブロックレンズは、透明なのにUVカット率99%の優れもの。メガネをかけることで、目もとのくすみやクマなども自然にカバーできるので、美容面を気にする女性には特におすすめです。
レンズには、単焦点レンズのほか、遠近両用レンズ、中近両用レンズ、近々両用レンズなど、利用シーンや視力に合わせた様々な種類が。パソコン作業、車の運転、普段の生活など、「見る対象」に合わせてレンズを選ぶことで、日常のストレスを軽減できます。
また、自宅に眠っている古いフレームを目的別にレンズ交換して、作業用メガネなど利用シーン用に合わせたメガネとしてよみがえらせるのも一つの手です。
「見えづらくなった」と感じたら、まずは相談を
「最近見えづらくなった」と感じたら、まずは近くの眼鏡市場店舗で見え方のチェックをしてみましょう。「度が合っていなくて見えづらいのか」「目が疲れやすくなっているのか」など、メガネと目の状態を調べることで、レンズが合わないと感じる原因がわかります。疲れ目の原因は、度数だけではなく、レンズについた傷やメガネ自体の歪みなどが影響していることもあります。
また、レンズとフレームの間には汚れがたまりやすいもの。店頭でのメガネクリーニングは無料です。レンズを外して汚れを取り除いてくれるので、かなりスッキリ。クリーニングだけでも、見え心地がガラリと変わることがあります。
長年使用されているメガネをお持ちでしたら、ぜひ一度、お近くの店舗までご相談ください。
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