カラーレンズのサングラスは、かけるだけで手軽に雰囲気や印象を変える魅力的なアイテムです。しかし、カラーレンズが人気を集めているのは、単に「取り入れやすいおしゃれアイテムだから」だけではありません。実はさまざまな機能性や効果、メリットがあることをご存じでしょうか。
また、カラーレンズは、ファッションアイテムとしてだけでなく、視力矯正や目の保護にも役立つアイテムです。自分にぴったりのカラーレンズを選ぶことで、おしゃれ度をアップさせながら、快適な視生活を送ることができます。
本記事ではカラーレンズの魅力とカラーごとの効果、カラー濃度による特徴などを詳しく解説します。
利用シーンごとのおすすめカラーや、人気のライトカラーサングラスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カラーレンズの魅力|おしゃれ度アップだけじゃない!?

かけるだけでおしゃれな雰囲気を演出できるカラーレンズのサングラスは、ファッション性が高まるだけでなく、まぶしさの軽減や肌を明るく見せるなどの効果が期待できます。
カラーレンズは特に次のような理由から人気を集めています。
● まぶしさを軽減できる
● 濃い色のサングラスより取り入れやすい
● 目元をキレイに見せてくれる
● ファッションアイテムになる
● マスクとも合わせやすい
カラーや濃度によって異なりますが、カラーレンズは色のついていないレンズに比べて、まぶしさを軽減する効果があります。
さらに、レンズのカラーが肌の色をカバーしてくれたり美肌に見せてくれたりする効果も期待できます。カラーレンズのサングラスはかけるだけで印象を変えられるため、ファッションアイテムとしても活躍するでしょう。
マスクをつけるときにも、薄い色のカラーレンズなら目元の表情が見えるため、表情が隠れ過ぎることがありません。濃いカラーのサングラスよりも顔なじみが良く、自然な印象で使いやすいことも人気の理由となっています。
人気カラーレンズ徹底比較!効果と印象の違い

カラーレンズでは、特に薄めのライトカラーが人気です。自然な印象で威圧感を与えることなく、デイリーなタウンユースにも使い勝手が良い点が支持されています。
カラーごとの印象や効果の特徴を見ていきましょう。
【ブラウン】自然で優しい印象に|運転にもおすすめ

ブラウンは肌の色に近いため、顔になじみやすいカラーです。初めてカラーレンズに挑戦する人にもおすすめです。
ブラウン系には、色の明暗差(コントラスト)をハッキリとさせる効果があります。また、視界のぼやけの原因となるブルーライトをカットする効果も期待できるため、運転時やアウトドアシーンなど、視界のクリアさを求める場合に適しています。
こちらの「BFH-28」はスッキリとしたボリュームながら立体的な丸みがあり、しっかりとした存在感も演出できるカラーサングラスです。男女問わず使いやすいクラシックの定番デザインとなっています。
BFH-28の詳細はこちら
【グレー】万能カラー|どんなコーデにも合わせやすい

グレーは日差しを遮り、まぶしさを軽減する効果があります。どんな服の色にも合わせやすく、ファッションの邪魔もしないため使い勝手が良いでしょう。見え方も色の変化が少なく、自然な視界になります。
こちらの「SPLM29J」は、1983年ローンチのイタリアンブランド「POLICE」からラインアップされた、シャープなスクエア型ナイロールモデルのサングラスです。丈夫で軽量かつ耐久性にも優れているチタニウム製のフレームに、βバネパーツをプラスして、かけ心地にもこだわっています。
SPLM29Jの詳細はこちら
【グリーン】爽やかで目に優しい|リラックス効果も

グリーンは、肌の赤みやくすみを目立たなくしてくれるカラーです。また、青系と赤系の光を遮断する効果によって目の疲れを軽減する効果も期待できます。目に優しく長時間かけても疲れにくいことに加え、裸眼との差が少ないため、景色を楽しむのにも適しています。
こちらの「megane ichiba sunglass(メガネイチバサングラス)」からラインアップされた「ISG-AC003」は、シンプルなスクエア型のサングラスです。サイドには大き目のフードがついているため、紫外線もしっかりカバーしてくれます。偏光レンズ仕様で、専用ストラップがついています。
ISG-AC003の詳細はこちら
【ブルー】クールで知的な印象に|まぶしさ対策にも

ブルーは目もとのくすみを消す効果があり、クールで知的な雰囲気を演出してくれます。昼間の強い日差しを緩和する効果もあるため、まぶしい屋外でも活躍します。また、黄色の光をカットしてコントラストを弱める効果があり、目が疲れにくいのも魅力的です。
こちらの「ISG-M138」は、スマートなスクエアよりのブローラインです。シャープなイメージで幅広い世代に人気のデザインとなっています。サングラスならではのかけやすいブローラインは、普段かけ慣れていない人にもおすすめです。
ISG-M138の詳細はこちら
【イエロー】明るくおしゃれ|視界も良好

イエローは、コントラストがハッキリして視界が明るくなるカラーです。暗いところでもものを見やすくしてくれる特徴があります。また、ファッション性も高いため、おしゃれアイテムの1つとしても活躍するカラーです。
こちらの「ISG-FLIP08」は、クラシックフレームで不動の人気を誇るクラウンパント型を跳ね上げにアレンジしたデザインです。ビビットなカラーレンズは普段のファッションにも取り入れやすく、幅広い層におすすめです。
ISG-FLIP08の詳細はこちら
【ピンク】可愛く華やか|美肌効果も期待

ピンクのカラーレンズは、遮光効果は高くないものの、肌の血色を良く見せてくれる効果があります。また、コントラストを高める効果があるため、悪天候でも景色をハッキリと見やすくしてくれるでしょう。
さらに、ピンクは膨張色であるため目元のしわをふっくらと見せたり、明るくキレイな肌の色を演出してくれたりするメイクアップ効果も期待できます。
こちらの「SPLM36J」は偏光機能が特長のベーシックなラウンド型です。シンプルなディティールにライトカラーレンズを合わせることで、どんなファッションにもコーディネートしやすいデザインになっています。
SPLM36Jの詳細はこちら
メイクアップ効果や肌の色を整える機能を重視するなら、眼鏡市場の「美肌ヴェール」もおすすめです。「美肌ヴェール」は、肌の悩みを「補色」で調整してくれるカラーレンズです。自然に赤みや黄ぐすみ、クマや茶ぐすみを補正し、程良い血色感を与えます。
美肌ヴェール|レンズ|眼鏡市場(メガネ・めがね)
100種類以上ある眼鏡市場のカラーレンズは、カラーの効果や機能、ファッション性から好みに合わせて自由に選べます。
カラー選びに迷ったら、無料のパーソナルカラー診断を受けてみるのもおすすめです。アナリストが似合うカラーをアドバイスします。
カラーレンズ - 眼鏡市場(メガネ・めがね)
失敗しない!カラーレンズの選び方

カラーレンズを選ぶ際には、カラーごとの効果だけでなく、次の点もチェックしておきましょう。
● カラー濃度で選ぶ
● 使用シーンや用途で選ぶ
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
カラー濃度で選ぶ|シーンを想定した濃度を選ぼう
カラー濃度は普段使いなら30%以下、スポーツやアウトドアなら50~85%程度がおすすめです。また夜間のドライブに使用する場合は、規定により15%以下にする必要があります。
カラー濃度ごとの見え方や印象の違いを紹介します。
濃度15%以下
15%以下の濃度は、外から見て色が目立ちにくく「何となくカラーレンズと認識できる」程度の濃さです。メガネに近い印象でかけられて、室内・夜間ともに違和感なく使えるでしょう。
なお、夜間の運転では10〜15%までが適しています。15%以上の濃度になると夜間の運転では視界が悪くなり危険なため、使用が禁じられています。
10%以下は、パッと見たときに透明レンズと区別しにくいほど色が控えめです。そのため、デイリーユースにも適しています。まぶしさの軽減効果は控えめですが、透明レンズよりも目の疲れを和らげ、目元をカバーする役割を果たします。
濃度30%
濃度30%になると、レンズに色がついているのが一目で分かります。そのためファッション性が高く、おしゃれのアクセントとしても楽しめます。着用時に目元の表情が見えるため、マスクと併用しても威圧感が少なく自然な印象になる点も魅力的です。カラーレンズの中でも使い勝手の良い濃度と言えるでしょう。
ただし、濃度15%のサングラスよりまぶしさが軽減できる分、室内や薄暗い場所では視界が悪くなりやすいため注意が必要です。
濃度50%
レンズの色がグッと濃くなり、「目元を確認できるけれど、あまり透けない」といった印象の濃さです。30%に比べて目元が見えにくいため、目元のお悩みのカバー力も高くなります。
濃度50%になると多くの人が持つ「サングラスのイメージ」に近くなり、強い日差しを防ぐ効果やまぶしさの軽減を実感できるでしょう。夏場の屋外での日差しを遮ることも可能で、サングラスのように使いたい場合にもおすすめです。
濃度75%
75%になると目はほぼ透けず、一般的なサングラスと同じ印象です。まぶしさをしっかりカットしたい人向けと言えるでしょう。夏の屋外など、強い光が降り注ぐシーンでも使いやすい濃さです。
使用シーン・用途で選ぶ|最適なカラー&濃度は?
レンズのカラーや濃度は、使用シーンや用途で選ぶのがおすすめです。使用シーンごとのおすすめカラーや濃度を紹介します。
ビジネスやフォーマル
ビジネスやフォーマルなシーンでは、10%程度のブラウンやグレーがおすすめです。目元の表情がハッキリと見えるため、相手に与える印象も柔らかく、自然さを演出できます。また落ち着いた色味は公式的なシーンでも品良くなじみます。
普段使い
デイリーユースなら10~30%程度の濃度がおすすめです。ブラウンやグレーは肌なじみが良く、日常使いでも取り入れやすいでしょう。イエローやピンクはファッション性が高く、おしゃれな印象や肌の色を明るく見せたい場合に効果的です。
ドライブ
夕方・夜間のドライブでは、濃度15%以下を選びましょう。夜間のドライブは対向車のヘッドライトのまぶしさを緩和するブルー系がおすすめです。
日中のドライブは、光を抑えつつ自然な見え方を叶えるグレー系が良いでしょう。長時間のドライブなら、グリーン系のレンズを選ぶと目の疲れの軽減効果が期待できます。
屋外スポーツやアウトドア
屋外スポーツやアクティビティ、アウトドアなどで使いたい人、しっかりまぶしさを防ぎたい人には、50〜85%の濃度がおすすめです。
グレーやグリーン系のカラーなら、光の強さを和らげ、自然な視界になります。水面のきらめきが反射しやすいマリンスポーツや、景色を眺めながら楽しむアウトドアなど、幅広く活用できるでしょう。
ゴルフには、まぶしさや芝生の反射を抑えつつコントラストをハッキリ見せてくれるブラウン系がおすすめです。
カラーレンズのお手入れ方法
カラーレンズは、汗や皮脂、化粧品などで汚れやすいため、こまめなお手入れが大切です。汚れを落とす際は、専用のレンズクリーナーを使用したり、メガネ用の柔らかいクロスで優しく拭いたりして、傷つけないように注意してください。
保管するときは、レンズが傷つかないように専用ケースに入れます。こまめにお手入れして、快適なカラーレンズライフを楽しみましょう。
人気のライトカラーのおすすめサングラス

人気のライトカラーレンズのおすすめ商品を紹介します。薄めのカラーなら、おしゃれを楽しみつつ自然な印象に見せられるため、初めてカラーレンズに挑戦する人にもおすすめです。
SPLM37J 568Z

おすすめポイント
● ラウンドに近いボストン型で個性的な雰囲気を演出
● トレンド感のあるアセテートリムタイプ
● 薄めのライトブルーカラーがスタイリッシュでクールな印象に
「POLICE」は、アメリカのポリスマンがかけていたサングラスからインスピレーションを受けて始まったイタリアンブランドです。アーバンなデザインでトレンドをリードしてきたPOLICEは、個性的でスタイリッシュなものを好む人たちから人気を集めています。
こちらはラウンドに近いボストン型で、トレンド感のあるアセテートリムタイプのサングラスです。ライトカラーのレンズを合わせることで、ファッション性に遊び心をプラスしました。
詳細情報
大きさの目安 | ふつう |
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フレームの形 | ボストン |
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レンズ横幅 | 48mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 22mm |
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テンプル | 150mm |
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天地幅 | 43mm |
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カラー | ブラックガンメタル |
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ISG-M137

おすすめポイント
● 大きめサイズで視野が広く、まぶしさや紫外線から目をしっかりガード
● メタルブローデザインがシャープな印象を演出
● かけ外しの手間が要らない跳ね上げ式
ファッションスタイルや世代を問わずにかけられるベーシックなデザインの「megane ichiba sunglass」は、ブランドサングラスと比べて主張しすぎないデザインが人気です。初めてのサングラスや日常使いにもおすすめです。
こちらはフルリムタイプの跳ね上げサングラスで、メタルブローデザインがシャープな印象を演出してくれます。大きめのサイズ感で視野が広く、まぶしさや紫外線から目をしっかりガードできるでしょう。使い勝手の良い跳ね上げ仕様で、一本持っているだけで幅広く活躍してくれるアイウェアです。
詳細情報
大きさの目安 | 大きめ |
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フレームの形 | スクエア |
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レンズ横幅 | 59mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 15mm |
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テンプル | 140mm |
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天地幅 | 36mm |
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カラー | ブラックマット/ガンメタル/ヘアラインシルバー |
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MARY-316

おすすめポイント
● 線が細くスッキリとした印象のウェリントン型
● 誰でもかけやすいシンプルなデザイン
● おなじみのデイジー柄でたたんで置いたときにもかわいい工夫
「MARY QUANT(マリークヮント)」は、「自由に 自分らしく」をコンセプトに、女性の価値観やファッションに大きな影響を与えて時代をリードし続けてきました。おなじみのデイジーマークをモチーフにしたコレクションは、眼鏡市場だけのモデルです。
こちらは全体的に線が細く、スッキリとしたウェリントン型のサングラスです。柄物が得意ではない人でもかけやすいシンプルなデザインになっています。外からは目立たない先セルの内側には、ブランドの象徴であるデイジー柄があしらわれているなど、たたんで置いたときにもかわいい工夫が施されています。
詳細情報
大きさの目安 | ふつう |
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フレームの形 | ウェリントン |
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レンズ横幅 | 54mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 18mm |
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テンプル | 137mm |
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天地幅 | 45mm |
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カラー | ピンク/ブラウン/ガンメタル |
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RB4259F-601-80 BK

おすすめポイント
● 天地幅の広いウェリントン型で目元を広くカバーできる
● ライトブルーのカラーレンズがシャープでスッキリとした印象に
● どんなシーンでも使いやすいベーシックなデザイン
「光線(Ray)を遮断する(Ban)」という、サングラスの原点というべき意味を持つ「Ray-Ban(レイバン)」は、優れたサングラスを追求する人気ブランドです。幾世代にわたるファンと時代が求める優れたサングラスの理想形のすべてをかなえ、サングラスの歴史そのものを作り続けています。
こちらは天地幅の広いウェリントン型で、目元を広範囲にわたってカバーしてくれます。どんなシーンでも合わせやすいベーシックなデザインで、使いやすい一本です。
詳細情報
大きさの目安 | ふつう |
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フレームの形 | ウェリントン |
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レンズ横幅 | 53mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
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テンプル | 150mm |
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天地幅 | 47mm |
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カラー | ブラック |
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MDJ-42

おすすめポイント
● 存在感がありつつも個性的過ぎない、使いやすいデザイン
● トレンドのクラシック風サングラスに挑戦してみたい人におすすめ
● 薄いグリーンのカラーで優しくさわやかな印象に
バカンスとデイリーユースの融合がコンセプトの「MAD JOURNEY(マッドジャーニー)
」は、アメリカ西海岸のカリフォルニアを旅した気分になれるようなワクワク感をくれるブランドです。
こちらはオーセンティックなボストン型で、存在感がありつつも、個性的過ぎない使いやすいデザインです。トレンドのクラシカルなサングラスに挑戦してみたい人におすすめです。
詳細情報
大きさの目安 | ふつう |
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フレームの形 | ボストン |
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レンズ横幅 | 51mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
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テンプル | 145mm |
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天地幅 | 45mm |
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カラー | グレーササ/ヴィンテージクリア/ブラウン/ピンクブラウン/ブラック |
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商品詳細を見る
人気の薄めカラーレンズで自分らしさを演出!カラーレンズを楽しもう

カラーレンズのサングラスは、コーディネートのアクセントになるだけでなく、まぶしさを防ぎ、肌を明るく見せる効果も期待できる便利なアイテムです。また、カラーによって視認性が向上するため、使用シーンに適した見え方をサポートしてくれます。
「目元が見えない濃いカラーのサングラスは使いにくい」と感じる人も、薄めのカラーレンズなら表情が伝わりやすく、違和感なく取り入れられるでしょう。
使用シーンや用途、ファッションに合わせて上手に選べば、視認性とデザイン性の両方を生かせます。お気に入りのカラーレンズを見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。
眼鏡市場では、100種類以上のカラーレンズをご用意しています。ぜひ、店頭で実際に試着して、自分にぴったりのカラーレンズを見つけてみてください。
専門スタッフが、カラーレンズ選びのお手伝いをさせていただきます。