近年、ヴィンテージメガネをはじめ、クラシカルなデザインのメガネが注目されており、人気に火がついています。しかし、「ヴィンテージメガネとはどのようなメガネなのか」「他のメガネとどう違うのか」よくわからない人も多いのではないでしょうか。
本記事ではヴィンテージメガネの定義や歴史を踏まえ、ヴィンテージメガネならではの特徴と魅力を解説します。
また、手軽にヴィンテージ感を楽しめるように、おすすめのヴィンテージ風メガネを10本厳選しました。ヴィンテージっぽいメガネに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
ヴィンテージメガネとは?特徴を解説
まずは、そもそも「ヴィンテージメガネ」とはどのようなメガネを指すのか、ヴィンテージメガネの歴史とあわせて定義を紹介します。
ヴィンテージメガネの定義
ヴィンテージメガネとは、1950〜1980年代に製造されたメガネです。年代に厳密な定義はなく、人によっては2000年頃までの製品をヴィンテージメガネと呼ぶこともあります。
ヴィンテージメガネの「ヴィンテージ(vintage)」は、「年代物」「古くて価値があるもの」という意味です。古くて価値があるメガネをヴィンテージメガネと呼ぶため、2000年以降に製造されたものもいずれは希少価値が出るかもしれません。
また、「ヴィンテージ」という言葉が指す年代には明確な決まりがないため、アイテムによって指す年代が異なることがあります。たとえば、時計では「ヴィンテージ」は主に1970年代以前に製造されたモデルを指します。
ヴィンテージメガネの歴史
メガネは13世紀後半に高級品として登場し、当初は金、銀、宝石を使用した上流階級向けでした。しかし、19世紀の産業革命「金張り」という金属に金を圧着させる技術が発明されたのをきっかけに、メガネが大衆に普及し始めます。
また、金張りの技術により耐久性が向上し、繊細な彫金細工も施すことができるようになりました。
1940~1950年代にはアメリカやフランスでプラスチックフレームのメガネが流行し、特にブローラインやセルロイド樹脂を生かしたデザインがファッションアイテムとして人気を集めます。この時代にはウェリントンやティアドロップなど現代でも人気のあるデザインも多く誕生しました。
1970年代にはフレームだけでなくレンズもプラスチック製となり、さらに多彩なデザインのメガネを生み出せるようになります。アメリカを筆頭にフランス、ドイツ、日本などで技術とデザインが洗練されていき、現代のメガネにつながっています。
ヴィンテージメガネの3つの魅力
歴史を踏まえると、ヴィンテージメガネにはさまざまな魅力があることがわかります。ヴィンテージメガネならではの魅力を解説します。
希少性が高く価値が下がらない
ヴィンテージメガネの多くは一点もので、職人が丁寧に制作しているため、1本1本に高い価値があります。他の人とかぶらない個性的なメガネに魅力を感じる人は多いでしょう。
特に、ヴィンテージメガネのなかには時代の流れで製造方法が失われてしまったり、材料の関係から現代では再現できなかったりするものも多くあります。現存するメガネは限られているため、希少性が高いのも人気の理由です。
また、一般的な製品は古くなるほど価値が下がりますが、ヴィンテージメガネはその古さに価値があります。そのため、時間が経っても価値が下がることはほとんどありません。なかには20万円以上するヴィンテージメガネもあり、その希少性と価値の高さが伺えます。
特別な素材を使用している
ヴィンテージメガネは非常に価値のある天然素材や金銀、宝石などを使用しているものが多いのも魅力です。質の良い素材をふんだんに使用していることから耐久性に優れ、数十年以上経過した今もなお良好なコンディションを保っているものも少なくありません。
また、フランスにて1950年~70年代に製造されたフレンチヴィンテージには、セルロイド樹脂を使用しているメガネもあります。セルロイド樹脂は世界初のプラスチック素材で、「セルフレーム」の名前の由来にもなった素材です。特有の色ツヤやしなやかさを持ち、美しい見た目から愛好家も多くいます。
ただし、セルロイド樹脂は比較的低温で発火するリスクがあり、安全性の観点から現在はほとんどのセルフレームがアセテート樹脂に変更されています。それでも、あえてセルロイド樹脂製のメガネがほしいのであれば、ヴィンテージメガネはおすすめの選択肢です。
時代や土地を反映したデザイン
ヴィンテージメガネは1本1本が、製造された時代や土地の影響を強く受けたデザインになっています。昔は現在のようにグローバルな流通網がなく、メガネの生産は主にイタリアやアメリカなどの地域ごとに行われていました。また、インターネットもなかったので、トレンドも地域ごとに形成されていました。
その結果、各地域の職人やメーカーは、独自のデザインと技術を発展させました。ヴィンテージメガネの素材やデザインは、現代のメガネに比べて時代や地域によって大きく異なります。
また、ヴィンテージメガネ1本1本のサイズにも時代の影響が現れています。たとえば、サイズのバリエーションが増えたきっかけがプラスチック製メガネの登場です。
プラスチックフレームにより、多くの人の顔に合ったサイズのメガネを安価に作れるようになりました。また、1970年代以降は軽量で加工しやすいプラスチックレンズの普及にともない、レンズ部分が大きなデザインも増えています。
このように、ヴィンテージメガネには、当時の歴史やストーリーが詰まっています。この奥深さこそが、ヴィンテージメガネの最大の魅力と言えるでしょう。
ヴィンテージ風メガネの代表的なフレームタイプ
1950年代以降は特に、世界中でさまざまなメガネが流行しました。そのデザインを受け継いだフレームタイプを3つ紹介します。
ウェリントン
上の辺が長く、下の辺が短い逆台形をしたウェリントンは、現在でも定番のフレームのひとつです。1950年代に、アメリカの有名私大8校からなるアイビーリーグで流行した、現在のクラシックメガネブームの立役者的存在でもあります。
ウェリントンは三角顔や丸顔など比較的似合う顔型が多く、どのようなファッションにも合わせられるのが魅力です。
知的かつ親しみやすい印象を与えるため、ビジネスやプライベートでもかけやすいフレームとして高い人気があります。
ラウンド
ラウンドフレームは真円に近い形の、いわゆる丸メガネです。別名ロイドメガネとも呼ばれます。
日本では、明治や大正時代に文豪や政治家、学者などがかけていたことで知られています。たとえば、詩人の島崎藤村や、旧5千円札の肖像でも有名な新渡戸稲造も丸メガネをかけていました。
当時、丸メガネをかける人が多かったのは、メガネのほとんどがラウンドフレームだったからです。ラウンドフレームは鼻パッドやモダンなどのデザインが独特なものが多く、かけた人それぞれの個性が際立ちます。
現代でもクラシック、レトロな雰囲気を出せるとして人気の高いフレームです。
ボストン
ボストンは逆三角形の角を丸くした形のフレームです。ラウンドをベースに作られたフレームですが、ラウンドに比べると視野が広いのが特徴です。
1930年代、アメリカン・オプティカル社製のボストンタイプのメガネが大流行したのをきっかけにリバイバルし、現在の日本でも多くの人に愛用されています。
ボストンのフレームは、かけるだけでクラシカルな雰囲気を演出できるのが魅力です。どのようなシーンでもかけられますが、特にカジュアルな格好にはよく似合います。
ヴィンテージ風おすすめメガネ10選
手軽にヴィンテージな雰囲気を味わうのにおすすめなのが、眼鏡市場で扱っているヴィンテージ風のメガネです。当時のヴィンテージの特徴を生かして作られたメガネであれば、店頭やインターネットで簡単に入手できます。
おすすめの10本を紹介するので、気に入ったデザインがないかぜひ探してみてください。紹介するのは次のメガネです。
● BFH-12
● AN-34
● CRP-3026
● BFH-02
● BFH-07
● UNG-120
● AN-39
● UNG-123
● AN-32
● SBT-032
BFH-12
おすすめポイント
● メガネの聖地鯖江の技術を使用した高品質な1本
● コンビフレームによる個性的なデザイン
● ヴィンテージ感を出すのにぴったりのカラー展開
眼鏡市場でも人気のアイウェアブランド「THE BEDFORD HOTEL(ザ ベッドフォード ホテル)」のメガネです。メガネの聖地とも呼ばれる鯖江の工場で培った技術を使用しており、高い品質を誇ります。
コンビフレームでブリッジ部分やヨロイ部分にはメタル素材を使っており、スッキリとした特徴のあるデザインに仕上がっています。
全3色展開で、ヴィンテージっぽさを出したいときに特におすすめなのが、ブラックとデミブラウンです。ブラックは存在感があり、プライベートやビジネスを問わず使えるベーシックな雰囲気が魅力です。デミブラウンはヴィンテージ感のある、べっ甲風の色合いが目元の個性を演出します。
詳細情報
フレームタイプ | ウェリントン |
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性別 | メンズ |
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レンズ横幅 | 46mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 22mm |
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テンプル | 145mm |
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天地幅 | 40mm |
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カラー | ブラック/チャコール/デミブラウン |
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AN-34
おすすめポイント
● ヴィンテージ風メガネに多いオクタゴンシェイプ
● クラシックでありながらトレンド感のあるデザインとカラー
● 細身でファッションと組み合わせやすい
一風変わったデザインを求めているなら、旬のメガネを提供する「A NU(アニュー)」のAN-34はいかがでしょうか。「A NU」はクラシックでトレンド感のあるデザインを多く扱っているブランドです。
AN-34は柔らかさのあるオクタゴンシェイプがヴィンテージ感を演出してくれます。クラシックな雰囲気漂うデミブラウンから、ニュアンスカラーのブラウンベージュ、今どきのファッションにも合うブラウンなど多彩なカラーが揃っているのも魅力です。
細身のメタルフレームなので、服やバッグなど他のアイテムを主役にしたいときも名脇役として活躍します。
詳細情報
フレームタイプ | ウェリントン |
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性別 | ユニセックス |
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レンズ横幅 | 46mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
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テンプル | 142mm |
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天地幅 | 40mm |
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カラー | ブラック/ブラウン/ブラウンベージュ/デミブラウン |
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CRP-3026
おすすめポイント
● ヴィンテージ感を演出するサーモントタイプ
● メタル素材を使った細身でスッキリとしたデザイン
● 性別を問わず幅広い世代がかけられる
普段使いしやすいヴィンテージっぽいメガネを探しているなら、CRP-3026はいかがでしょうか。ヴィンテージメガネに多い、サーモントタイプのメガネです。
サーモントタイプとは、レンズの上部のフレームが眉毛のように太いデザインを指します。CRP-3026は上部のボリュームに対して、下部はメタル素材で軽やかにできているので、スッキリと見えるデザインです。
男女を問わないユニセックスデザインと、似合う顔型の多いウェリントンフレームを採用しているのも魅力。若年層からミドル層まで幅広く、ヴィンテージ風のコーディネートを楽しめる1本です。
詳細情報
フレームタイプ | ウェリントン |
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性別 | ユニセックス |
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レンズ横幅 | 51mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 18mm |
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テンプル | 143mm |
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天地幅 | 38mm |
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カラー | ブラックマット/ブラウンマット/グレーマット/ネイビーマット |
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BFH-02
おすすめポイント
● ヴィンテージなイメージ作りにぴったりのラウンドフレーム
● ミル打ちによるさりげなく繊細な装飾
● 懐古的な雰囲気を感じさせるカラーバリエーション
国内でも昔から愛用されているラウンドフレームです。BFH-02はクラシックでありながら、メタル素材によりモダンな雰囲気もある個性的な1本です。
ミル打ちといって、フレームの表面に細かな粒のような装飾があるのもヴィンテージっぽさのあるメガネとしておすすめしたい理由です。個性あるラウンドフレームに、シンプルでさりげないミル打ちの組み合わせは、ヴィンテージ風のファッションにも今風のファッションにも合います。
特にヴィンテージ感を出せるアンティークゴールドは、べっ甲風の温かなカラーが懐古的な雰囲気を感じさせてくれます。
詳細情報
フレームタイプ | ラウンド |
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性別 | メンズ |
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レンズ横幅 | 45mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 22mm |
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テンプル | 145mm |
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天地幅 | 42mm |
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カラー | アンティークゴールド/シルバー/ホワイトゴールド |
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BFH-07
おすすめポイント
● ボストン×クラウンパントの存在感あるデザイン
● 個性的でありながらバランスが良く合わせやすい
● モダンなカラーを選んでもクラシックな雰囲気になれる
「THE BEDFORD HOTEL」のBFH-07は、クラシック感のあるボストンに、ヴィンテージ風メガネでも人気の高いクラウンパントを採用したフレームです。
クラウンパントはレンズの上部が一直線に切られたようなデザインが特徴。王冠に似ていることからクラウンパントの名前がつきました。
BFH-07は特徴的なデザインでありながら、フレームは細身にできているのでバランスがよく、どのようなシーンにも対応できる1本になっています。
ヴィンテージ感を出すにはブラックのカラーがぴったりですが、デザインだけでクラシック感があるので、あえてモダンなスモークブラウンやグレーハーフのカラーを選ぶのもおすすめです。
詳細情報
フレームタイプ | ボストン |
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性別 | メンズ |
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レンズ横幅 | 47mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 21mm |
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テンプル | 145mm |
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天地幅 | 40mm |
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カラー | ブラック/グレーハーフ/スモークブラウン |
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UNG-120
おすすめポイント
● 細身のボストン×クラウンパントデザイン
● かけるだけでやわらかな印象になれる
● 暖色系のカラーが豊富でリラックスしたムードを作れる
女性の日常を豊かにするメガネを提供する「Ungrid」の1本。カジュアルにかけられるヴィンテージ風のメガネを探している人におすすめです。
ひとつ上で紹介した「BFH-07」と同じボストン×クラウンパントの組み合わせですが、こちらは細身で抜け感のある雰囲気が特徴。リラックスしたいシーンや、休日のおでかけなどでさりげなくかけられるデザインです。
クラウンパント特有のリムの上部のラインがなだらかに仕上がっているので、かけるとやわらかい印象を与えます。
ゴールドマットやピンクなど、暖色系のカラーが揃っているのもリラックスムードを演出できる理由です。
詳細情報
フレームタイプ | ボストン |
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性別 | レディース |
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レンズ横幅 | 47mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
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テンプル | 138mm |
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天地幅 | 40mm |
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カラー | ゴールドマット/ピンク/シルバー/ホワイトゴールド |
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AN-39
おすすめポイント
● ボストン×サーモントタイプのヴィンテージ感あふれるメガネ
● 小ぶりなサイズで女性でもかけやすい
● クラシックで使いやすいカラー展開
トレンドのクラシックに、旬のニュアンスを加えて発信する「A NU」のメガネです。ボストン×サーモントタイプのフレームがヴィンテージ感を演出しています。
男女兼用のデザインですが、フレームサイズが小ぶりにできているので特に女性におすすめの1本です。ボリュームも控えめで、スッキリとかけられるデザインになっています。
カラーはダークブラウンやカーキなど落ち着いたカラーが中心です。ヴィンテージ感を強めるデミブラウンや、目元をハッキリ見せるブラックなど、どれもクラシックと相性が良く普段使いしやすいカラーが揃っています。
詳細情報
フレームタイプ | ボストン |
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性別 | ユニセックス |
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レンズ横幅 | 47mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
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テンプル | 145mm |
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天地幅 | 40mm |
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カラー | ブラック/ダークブラウン/デミブラウン/カーキ |
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UNG-123
おすすめポイント
● あえてオーバルを採用したヴィンテージ感のあるフレーム
● アクセサリーとして使いやすい装飾的なデザイン
● 透け感のあるモダンカラーも選べる
ヴィンテージ感のあるフレームといえばウェリントンやボストン、ラウンドが主流ですが、UNG-123はオーバルを採用しているのが特徴です。オーバル型はかけると優しく柔和な印象になるほか、シンプルで顔によくなじむのが魅力。
天地幅が39mmと広めなので、ウェリントンやボストンなどと同様に天地幅が広いフレームとの、良いとこ取りができます。四角顔や逆三角顔はもちろん、本来オーバルとはあまり相性が良くないとされる面長な人でもかけやすいフレームです。
少し太めのフレームや、テンプルの芯にあるミル打ちの模様が、ヴィンテージ感のあるアクセサリーとしての使い勝手を高めてくれます。透け感のあるカラーは、モダンなファッションとの相性も良好です。
詳細情報
フレームタイプ | オーバル |
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性別 | レディース |
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レンズ横幅 | 50mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 18mm |
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テンプル | 140mm |
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天地幅 | 39mm |
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カラー | ベージュ/ブラック/ブラウングレー/クリアピンク |
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AN-32
おすすめポイント
● オーバル×スクエアをクラシックに演出したデザイン
● ヴィンテージファッションに合わせやすい太めのフレーム
● 使いやすくクラシックと相性の良いカラーバリエーション
クラシック感のあるフレームが多い「A NU」のブランド。なかでもAN-32は、オーバルとスクエアの良いとこ取りを叶えたフレームです。クラシックの定番以外のフレームも「A NU」のメガネならヴィンテージファッションによく似合います。
少し太めのフレームが、目回りの印象をハッキリさせてくれるでしょう。ブラックはベーシックで使いやすく、ブラウンササはどこかレトロな印象を与えます。ササはラインの入った柄が特徴で、色の変化を楽しめます。
詳細情報
フレームタイプ | オーバル |
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性別 | ユニセックス |
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レンズ横幅 | 48mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 19mm |
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テンプル | 145mm |
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天地幅 | 37mm |
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カラー | ブラック/ブラウンササ/クリアブラウン/クリアグレー |
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SBT-032
おすすめポイント
● ビジネス×クラシックの個性的な組み合わせ
● 特徴的なサーモントフレームがヴィンテージ感を演出
● 軽量で長時間かけても疲れにくい
ビジネスにぴったりの、高品質なヴィンテージ風メガネならSBT-032がおすすめです。「鯖江の伝統的なメガネフレームを本物を知るオトナたちに届けたい」を合言葉に、メガネの聖地鯖江の工場で職人の手により1本1本作られています。
金属素材やナイロールといった現代的な要素を持ちながらもヴィンテージと相性が良いのは、特徴的なブローラインのおかげです。レンズの上部のボリューム感が、ヴィンテージメガネによくあるサーモントフレームをイメージさせてくれます。
スクエアタイプのフレームなので、かけると知的な雰囲気に。また、チタンやニッケル合金などの金属素材とナイロールデザインにより軽量で疲れにくく、実用性にも優れています。ビジネスシーンや、キリッと見せたいフォーマルな場面におすすめです。
詳細情報
フレームタイプ | スクエア |
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性別 | メンズ |
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レンズ横幅 | 54mm |
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間隔(鼻ブリッジ) | 17mm |
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テンプル | 142mm |
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天地幅 | 36mm |
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カラー | ブラック/ブラウン/グレーマット |
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ヴィンテージ風メガネを使ったコーデのポイント
ヴィンテージ風メガネは、高いデザイン性が魅力です。ヴィンテージ感のあるメガネをかけて、ファッションを楽しみたい人も多いのではないでしょうか。
しかし、メガネのヴィンテージ感を生かすには、どのようにコーディネートすれば良いのか、悩む人がいるかもしれません。そこで、誰でも簡単にコーディネートできるポイントを解説します。
ヴィンテージな雰囲気のメガネを主役にする
ヴィンテージっぽいメガネはデザイン性に優れるため、個性的なアイテムよりも、シンプルなアイテムと組み合わせるほうがおすすめです。ヴィンテージ感のあるメガネを主役にして、バランスを見ながらメガネを引き立てるアイテムを身につけましょう。
たとえば、洗いざらしのTシャツやジーンズにヴィンテージ風のメガネをかけるだけでも、こなれた印象を与えます。無地のワンピースに合わせるのもおすすめです。
ヴィンテージな雰囲気のファッションを楽しむとき、全身をヴィンテージアイテムでまとめるとかなりの予算がかかります。また、個性的なデザインばかりのアイテムを上手に組み合わせるのは至難の業です。そこで、主役を1つだけ決めておけば、低予算でもヴィンテージ感の引き立つコーディネートを楽しめます。
スカーフやバッグ、帽子などの小物と組み合わせる
メガネと一緒に、ヴィンテージ感のあるスカーフやバッグ、帽子などの小物を組み合わせてみましょう。
たとえば、アメリカやヨーロッパで70年代に流行したレトロなデザインのスカーフを頭や首に巻くのはいかがでしょうか。どちらも昔の時代を想起させるファッションで、メガネと組み合わせることでヴィンテージ感を強調できます。
バッグや帽子も同様に、クラシカルなデザインのものを選んでみましょう。足し算と引き算を意識して、華やかなスカーフにシンプルな帽子やバッグを合わせるのもおすすめです。
ヴィンテージメガネが流行した時代や国を意識する
特に国内だけで製造や流通が完結していた時代のヴィンテージメガネは、その国の土地柄が強く反映したデザインになっています。そのため、たとえばアメリカンなデザインのヴィンテージ風メガネなら、ファッションもアメリカンレトロな雰囲気にすることで統一感が出ます。そのヴィンテージメガネが持つ時代背景や、製造国を押さえておきましょう。
あるいは、あえて統一させない方法もあります。現代風のモダンなファッションのなかに、ひとつだけヴィンテージっぽいメガネを取り入れると、時代がミックスされたレトロシックなファッションになります。バランスを見ながら、いろいろな組み合わせを試してみましょう。
ヴィンテージ風メガネに関するよくある質問
最後に、ヴィンテージ風メガネに関するよくある質問に回答します。
ヴィンテージ感のあるメガネはメガネ店でメンテナンスしてもらえる?
メガネ店によっては、他店で購入したメガネでも持ち込みでメンテナンスやレンズ交換などが可能なところがあります。眼鏡市場も、他店のメガネのメンテナンスやレンズ交換に対応しています。お手入れ方法のアドバイスも受けられるので、困ったら一度店頭で相談してみましょう。
自分に合ったサイズのヴィンテージっぽいメガネを選ぶ方法は?
購入前には自分の顔のサイズを測り、メガネのサイズが合っているかを確認するのが大切です。具体的なサイズを知りたいなら、店頭で計測してもらうか、いくつかのメガネを試着して、サイズ感を確かめましょう。
メガネのサイズの選び方や、自分に合うメガネの選び方を知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
【メガネのサイズの正しい測り方】ネット購入で知っておきたいサイズ表記の見方
ヴィンテージ風メガネのお手入れ方法は?
汚れは水洗いで落とし、ティッシュややわらかい布で丁寧に拭き上げます。必要に応じてメガネ専用のクリーナーを使うのも有効です。
また、壊さないように、必ずメガネのかけ外しやテンプルの折り畳みなどは両手で行わなければなりません。フィッティング調整や消耗品のパーツ交換など定期的なメンテナンスは、メガネ店に持ち込んで行うのが確実です。
※一部ブランド品や商品の状態によってはフィッティング・フレーム調整をお断りする場合がございます。現物を確認してからの判断となることをご理解くださいますようお願い申し上げます。詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください。
ヴィンテージっぽさのあるメガネでクラシカルなファッションを楽しもう
ヴィンテージメガネは主に1950〜1980年代以前に流通していたメガネです。希少性の高さや優れたデザイン性、歴史を感じさせるつくりなど、多くの魅力を持っています。
現代でヴィンテージメガネを入手するとなると、デッドストックを探したり中古品として購入したりするのが一般的です。そのため、価格が高くなり、選択肢が限られるケースもあります。手軽にかけたいなら、当時の雰囲気をイメージして作られたヴィンテージ風のメガネがおすすめです。
コーディネートの際はメガネを主役に据えて、他のアイテムはシンプルにまとめるとバランスが良くなります。時代背景も大切にしながら、自分だけのファッションを楽しみましょう。