【メガネのサイズの正しい測り方】ネット購入で知っておきたいサイズ表記の見方

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メガネを購入する際、メガネ本体のサイズと顔のサイズを合わせることが重要です。

店頭での購入であれば、試着してサイズ感を確認したり、スタップに測ったりしてもらえますが、オンラインショップでの購入では不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、メガネのサイズの見方と測り方をはじめ、メガネ選びで役立つ顔のサイズの測り方をわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。

メガネのサイズはどこを見ればいい?表記方法を理解しよう

メガネのサイズ表記を確認する方法は、メガネ本体の「テンプルの内側」を見る方法と「スペック表」を見る方法の2つがあります。

サイズ表記のルールや表記場所を覚えておくことで、メガネ選びがスムーズになります。それぞれ見ていきましょう。

テンプルの内側を見る

テンプルの内側を見ると、「56□17-147」のように数字が刻印されています。これは「ボクシングシステム」という国際規格に基づいて記載されたメガネサイズ表記です。

この場合「56」がレンズ幅、「17」がブリッジ幅、「147」がテンプルの長さに該当します。単位はmmです。

公式サイトやオンラインショップの商品詳細ページでも、同様の形式でサイズが記載されているのを確認できます。

テンプルは、顔の耳の掛かり位置で調整できるので気にすることは少ないですが、最低限のレンズ幅とブリッジ幅がわかれば自分に似合うメガネを探せます。そのため、□の両隣にあるサイズの記載をしっかりチェックしておくのが大切です。

この他にも、メガネ本体には記載がありませんが、レンズの縦幅を意味する「天地幅」も覚えておきましょう。

もし、すでにサイズ感がぴったりなメガネを持っていれば、サイズの表記を実際に確認してから同じサイズの商品を選ぶのも一つの方法です。

スペック表を見る

公式サイトやオンラインショップでは、商品詳細やスペック表という箇所を見るとサイズが記載されています。

スペック表ではテンプルの内側に記載がある内容よりも多くの情報が得られます。画像のように、基本のサイズ(レンズ横幅・ブリッジ幅・テンプル)だけでなく、天地幅や原産国の記載もあります。

メガネのサイズの見方とは?各幅の測り方とサイズの目安

ここでは定規を用いてメガネのサイズを計測する方法を解説します。測るのは「レンズ幅」「ブリッジ幅」「テンプル幅」「天地幅」の4つです。また一般成人向けの目安となるサイズも紹介します。

レンズ幅

「レンズ幅」はレンズ1枚分の横幅のこと。フレームによってレンズの形は異なりますが、定規を使い、もっとも幅広い部分の横幅を直線で計測します。

成人向けのメガネレンズ幅は男性で52~56mm、女性で50~54mmが目安です。

「レンズ幅x2+ブリッジ幅」で、レンズの左端~右端までの距離にあたるフレーム幅が割り出せます。自分の顔の横幅を計測し、できるだけ同じサイズになるフレームを選びましょう。

なお、一般的にフチの部分の幅はレンズ幅に含みません。もし太めのフレームをかけるときは、フチの厚さも考慮して選ぶとよいでしょう。

ブリッジ幅

ブリッジ幅は、フレームの中央にあるレンズ同士を繋ぐ短いラインを指します。鼻にあたるフレーム部分の長さと考えるとわかりやすくなります。曲線になっていることが多いですが、直線距離で計測します。

ブリッジ幅もサイズ選びには重要な部分で、ブリッジ幅によってレンズと黒目の位置が決まります。

一般的にメガネを選ぶときは、「レンズの中央に黒目が来る」ものを選ぶのがコツです。「1枚分のレンズ幅+ブリッジ幅」の計算式により、黒目と黒目の間の距離にあたる「フレームPD(FPD)」と呼ばれるものが割り出せます。

後述する測り方によりあらかじめ自分の黒目と黒目の間の距離を測っておき、その数値と同じフレームPDになるメガネを選ぶとしっかり似合うメガネを選べます。

FPDと実際の数値の誤差は±2mm以内がベスト。一般的なメガネのブリッジ幅サイズは16~18mmです。

テンプル幅

テンプル幅は耳にかける「つる」部分の長さです。定規を使って直線距離で計測します。

もしテンプルの長さが極端に顔と合っていない場合、レンズと目の距離が遠く、もしくは近くなるため焦点距離が合わなくなり視界に影響を及ぼします。また、眼精疲労や頭痛などの原因になるケースもあります。

テンプル部分は長ければ店頭で調整できますが、逆に短いと延長できないので、迷ったら長めにしておくのも一つの方法です。耳に直接あたる、カバーがついた部分を「モダン」と呼びますが、モダンもまた店頭で曲げて調整可能です。

天地幅

レンズ部分の縦幅を「天地幅」と呼びます。テンプル部分に天地幅の記載はありませんが、顔やメガネのサイズを計測する際、天地幅も定規で直線距離を測っておくようにしましょう。

天地幅を顔の眉~あご先までの長さに対して3分の1程度におさまるサイズにすると、顔に対してバランスがよく似合って見えます。また、顔に対してだけでなく、黒目の位置もレンズの中央の高さになるようなものだとベストです。

注意点として、遠近両用や中近両用メガネのような累進メガネは、天地幅がある程度ないと作れません。レンズの種類やデザインにもよりますが、30mm以上がおすすめです。

自分に合うメガネを選ぶには?顔のサイズの測り方を知ろう

メガネのサイズの見方や測り方を把握したら、続いて実際に顔のサイズも測ってみましょう。顔のサイズで測りたいのは次の3ヶ所です。

顔の横幅を測る

顔の横幅はメガネのフレームサイズに影響するので、必ず測っておきたい部分。鏡に向かって、顔に定規をあて左右のこめかみの間を測ります。このとき顔のカーブは無視して、あくまで平面的に端と端の直線距離を測りましょう。メガネのフレーム幅は直線距離の長さなので、顔も同様に直線で計測します。

メガネを選ぶときは、顔の横幅と同等~やや小さめのフレームを選びます。メガネが顔より大きいと小顔効果を得られますが、ずれ落ちやすくなってしまいます。逆に顔より小さいときつく、かけにくくなります。横幅にジャストフィットするフレーム幅のメガネを探しましょう。

顔の縦幅を測る

続いて、顔の縦幅を測りましょう。特に面長で顔の縦幅が長い人、丸顔で縦幅が短い人にとって、メガネ選びに影響しやすい項目です。

「顔の縦幅」とは、眉から顎先までの直線距離を指します。顔の横幅と同じく、鏡の前で顔の横に定規をあて、縦の長さを測りましょう。顔の中心に直接定規をあてると、鼻の高さによって定規が傾いてしまうので鼻からすこずらして測るのがポイントです。

顔の縦幅を測ったら、縦幅の3分の1の長さに収まる天地幅のメガネを選びましょう。ただし、もともと大きめのフレームデザインの場合、少しはみ出るのは問題ありません。

黒目と黒目の間(瞳孔間距離)を測る目安

最後に、自分で正確に測るのは難しいですが、目安として左右の黒目の間を計測します。この長さを「瞳孔間距離(PD)」と呼びます。

鏡の正面に立ち、自分の黒目の下に定規をあてて測りましょう。黒目は視線によって動いてしまうので、正面を見ることが大切です。目が寄って見えてしまうようであれば、少し鏡から離れてみると自然な位置に戻ります。

似合うメガネを選ぶ上で重要なのは、レンズの中心に黒目がくることです。黒目と黒目の間の距離を測っておけば、ぴったりレンズの中央に黒目が来るメガネを探しやすくなります。

日本人の平均瞳孔間距離(PD)は男性で64mm、女性で62mmですが個人差があります。次の表もメガネ選びの参考にしてください。

【サイズ別】大・中・小サイズのおすすめメガネ6選

自分のサイズがわかったら、ぴったり合うサイズのメガネを選びましょう。眼鏡市場では、メガネサイズを大、中、小、子ども用とサイズ別に検索できます。

ここでは、眼鏡市場で販売しているメガネからサイズ別におすすめのメガネを大、中、小に分けて2つずつピックアップして紹介します。

大サイズのおすすめメガネ

フレーム幅126mm~のメガネは大サイズに分類されます。おすすめメガネは次の2つです。

●NOF-303
●INT-403

NOF-303

おすすめポイント
●軽量かつデザイン性もあるコンビフレーム
●カジュアルからフォーマルまで対応
●ベーシックでかけやすいスクエアタイプ

「nosefree」のメガネはそのブランド名通り、鼻に重量を感じさせず、軽やかなかけ心地が魅力です。

NOF-303はアセテートとチタンの両方を使用したコンビフレームで、軽量かつ耐久性の高い仕上がりになっています。

鼻パッドに繋がるクリングスの部分もこだわりのデザインになっており、カジュアルからビジネス、フォーマルなどあらゆるシーンにぴったりマッチするでしょう。

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INT-403

おすすめポイント
●国産かつ純チタン製のメガネフレーム
●目元を華やかにするカラーバリエーション
●あらゆる顔型に合わせやすい

国産のメガネを探しているなら、「i.natural」のINT-403がおすすめです。秋を思わせるオレンジ、パープル、ワインの3色展開で目元を華やかに彩ってくれます。

フレームが細めなので、派手なカラーでも悪目立ちしません。やや直線的なフォルムを取り入れたオーバル型で、どんな顔型にも合わせやすいメガネです。純チタン製なので耐久性があり、長く使えます。

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中サイズのおすすめメガネ

フレーム幅118~124mmのメガネは中サイズに分類されます。おすすめメガネは次の2つです。

●FFT-045
●CRP-3027

FFT-045

おすすめポイント
●クールでかっこいいフレームデザイン
●細めのフロントでシーンを選ばず使える
●軽量で弾力性があり扱いやすい

クールな雰囲気のメガネを探しているなら、「フリーフィット」のFFT-045がぴったり。フロントデザインが細めなので、どんなシーンでもかけやすいです。

テンプル部分はリムに比べると太くしっかりできているので、正面と横顔でも印象が変わるのも魅力的。ウルテム樹脂採用で軽量かつ弾力に富んでおり、長時間かけても疲れにくいフレームです。

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CRP-3027

おすすめポイント
●クラシック感のあるラウンドメガネ
●使いやすいシャーベットカラー
●モダンの先が丸くクリアになった遊び心あるデザイン

眼鏡市場オリジナルブランドによる、シンプルなラウンドメガネ。細めのリムに、ブラック、ブラウン、ホワイトゴールドと使いやすいシャーベットカラーで男女問わずかけられます。

モダンの先がぷっくり丸く、クリアカラーになっているのも魅力的です。クラシックな雰囲気を演出しやすくなります。気分を変えたい休日のおでかけにもぴったりです。

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小サイズのおすすめメガネ

続いて、フレーム幅~117mmの小さめサイズのメガネを2つ紹介します。

●cot-015
●BFH-13

cot-015

おすすめポイント
●全8色のカラーバリエーション
●パーソナルカラーアナリストによる新色も登場
●個性的なテンプルのデザイン

カラーバリエーションや見た目にこだわるなら、「Cotori」のメガネがぴったりです。

全8色ものカラー展開で、華やかな色から落ち着いた色まで揃っており何本でも持ちたくなるでしょう。新色のメープルブラウン、メープルマット、オリーブグリーン、オリーブマットはパーソナルカラーアナリストが提案しています。

また、cot-015はテンプルのデザインが変わっているのも特徴。平べったくなく、針金のようなテンプルが横顔も軽やかに演出してくれます。見た目だけでなく、かけやすさにもこだわっており、長時間かけてもずれたり疲れたりしにくいです。

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BFH-13

おすすめポイント
●ウェリントンフレームで誰でも合わせやすい
●丁番や鼻パッドなど遊び心のあるデザイン
●カラーによって雰囲気ががらりと変わる

あらゆる顔型にマッチするウェリントンフレームのメガネです。天地幅が広めなので、面長な男性にもおすすめ。丁番や鼻パッドなど各ポイントに装飾が施されており、個性を演出してくれます。

存在感のあるブラック、抜け感があって爽やかなクリアカーキ、独特な色合いのデミブラウンとどれも方向性の異なるカラー展開も特徴です。自分のファッションに合わせてぴったりの1本を選べます。

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メガネのサイズに関するよくある質問

最後に、メガネのサイズについてよくある疑問に回答します。

サイズを測るたびに誤差が出るときはどうすればいい?

うまくサイズが測れないときは、複数回測ってみて平均値を出しておくようにしましょう。測った数値に振れ幅がある場合は、狭いほうの数値を採用するのがポイントです。

もし自分で測るのが不安な場合は、店頭で測定してもらうとよいでしょう。

サイズがぴったりなのにメガネが似合わないのはどうして?

メガネが似合うかどうかは、サイズだけでなくフレームタイプも影響します。丸顔なら四角いスクエアタイプのフレームを選ぶ、といったように自分の顔型と正反対のフレームを選ぶと似合いやすいです。

ほかにもメガネの選び方を以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
似合うメガネの選び方|眼鏡市場(メガネ・めがね)

また、似合うメガネを簡単に探せる眼鏡市場の「顔タイプ診断®」もおすすめです。店頭で顔タイプを診断してもらえば、次回からスムーズにメガネを見つけられるでしょう。

メガネのサイズが合わなかったらどこまで調整できる?

メガネのサイズ調整はおもに店頭で依頼できます。黒目の位置のズレや、かけ心地の悪さは鼻パッドやテンプル(モダン)の角度などで調整可能です。

ただし、サイズの大幅な変更はできないので注意しておきましょう。レンズはフレームに合わせて加工して作りますが、フレームはもとからmm単位で大きさが決まっているためです。

自分の顔サイズを測ってぴったりのメガネを選ぼう

メガネのフレーム本体には「56□17-147」のようにサイズが記載されています。最低限□の両側にある数字、レンズ幅とブリッジ幅を覚えておけば自分に合うサイズのメガネを選べるでしょう。また、あらかじめ顔のサイズを測っておくことで、オンラインショップでも自分に合うメガネを選ぶことができます。

メガネはフレームタイプや素材など、さまざまな要素でかけた印象が変わってきます。本記事を参考にして、あなたの顔に合うぴったりのメガネを見つけ出してください。

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