定番メガネ「ボストン」を解説| 基本情報と叶えたいイメージに合わせた選び方を紹介

近頃、テレビや雑誌で多く見かける「ボストン」タイプのメガネ。おしゃれに敏感な方はもちろん、何気なくいつもメガネをチェックしているというメガネユーザーも気になっている1本のはず。

メガネの中でも「クラシックタイプ」と言われる「ボストン」は、丸型のフレームが特徴です。下が少し細くなっているので、”逆三角形”と表現されることもありますが、とがっていないので着用すると顔の印象が柔らかくなります。

メガネは手軽にイメージチェンジを楽しめるファッションアイテム。自分にとって新しい形のメガネは、見慣れないため「なんだか似合わない気がする」「やっぱりいつもの形が良い」と感じることも。ですが、メガネごとの特徴やコーディネートのポイントをおさえれば、今までとは違った雰囲気を演出する効果もあります。

この記事では、今さら聞けないボストンの形状の解説から、かけたときのイメージ、コーディネート術まで、ボストンについてたっぷり紹介します。

クラシックな丸メガネ。
ボストンは、柔らかい印象にしたい人におすすめ

まずは、ボストンとはどのようなタイプのメガネなのか、似た形状のものと比較しながら特徴を紹介します。

特徴は、下が少し細くなった形状。

ボストンは、いわゆる“丸メガネ”の1つです。丸メガネには、レンズシェイプが真ん丸の「ラウンド」、天地が低く少し平べったい楕円形の「オーバル」などが代表的なタイプ。これらの中間的なタイプが、下がやや細くなったシェイプが特徴のボストンです。

ウェリントンに次ぐクラシックタイプのメガネとして人気のボストン

ボストンは、四角形がベースの「ウェリントン」に次ぐクラシックタイプのメガネとして、2016年頃から人気が高まっています。丸く柔和な印象を与えるレンズシェイプは、女性はもちろんのこと、ファッションに敏感な男性からの人気も高いデザイン。顔の印象を柔らかくみせてくれるので、優しい雰囲気にしたい人におすすめです。

色・素材の組合せで全く異なる雰囲気に

同じボストンでも「少し丸め」「定番型」「サーモントタイプ」など、フロントの形状(正面からみた形)にも種類があります。

また、メタルやプラスチックといった素材、フロントとテンプル(つる、耳にかける部分)との組み合わせによっても雰囲気が変わります。

  • ・すべてメタル素材→顔なじみが良く、知的で洗練された雰囲気
  • ・メタル素材のフロント×テンプルがセル → 個性的な雰囲気
  • ・すべてプラスチック素材で太め → 顔の印象を強めに演出

ビジネスでもカジュアルでも取り入れやすい
ボストンのコーディネートパターン

仕事でもプライベートでも使い回せる高感度アイテム

全体的に丸みがあり、印象を和らげてくれるボストンタイプのメガネは、ファッションアイテムとしてはもちろん、ビジネスシーンにも対応できます。

中でもおすすめのコーディネートは、ゆるっとしたカジュアル。ナチュラルテイストの服装や、ゆるいパーマをかけたヘアスタイルにも合います。

一方で、シャツやジャケットなど襟がある服装も、全体のバランスが良くなります。メガネで遊びを効かせながら、きれいめなファッションに合わせると、全体が引き締まって洗練された雰囲気に。

ビジネスシーンで着用したい男性におすすめは、メタル素材のボストン。すっきりとした印象の中にあるクラシカルな雰囲気が、個性をひきたててくれます。

男女別・シーン別のボストンのコーディネート例

ここからは、ボストンがどのような雰囲気をつくり出すのか、実際のコーディネートを交えてご紹介します。

円形フレームの柔らかさが、カジュアルな装いに相性◎

まずはカジュアルなコーディネートにボストンを取り入れたパターンをご紹介。

チェックシャツ1枚をざっくりと羽織ったコーディネート。ボストンを合わせると、クラシカルな印象に。重めの前髪ともマッチして、アンニュイな雰囲気を醸し出します。

女性の場合は、顔周りの印象が暗くならないように赤系のセルフレームのボストンを合わせて。角のないフレームが、表情に柔らかな印象を与えます。

シックな装いに合わせて、スタイリッシュな印象に

モード感のあるシンプルなアイテムとも相性の良いボストン。

光沢感のあるネイビーのシャツをシンプルに着こなしたコーディネート。主張の少ない、細身のメタルフレームのボストンを合わせると、より知的でクールな印象に。

流行りのオープンカラーのシャツを上品に着こなして。メガネは柔らかな色合いのグレーをチョイス。トレンドのボストンを取り入れることで、よりおしゃれでこなれた印象を引き立てます。

ビジネスシーンのコーディネートでもおしゃれさを演出

柔らかな印象を与えるボストンですが、フォーマルな装いにもマッチします。

タイドアップしたシャツにジレを合わせたコーディネートは、統一感のあるカラーリングがポイント。色味が近いブラックのボストンを組み合わせれば、全体になじむクラシカルな印象に。フォーマルな中にもマイルドな雰囲気がプラスされます。

全身を白でまとめ、差し色でマスタードのカーディガンを合わせたスタイル。赤茶系のフレームのボストンを着用すると、目元が明るい印象に。シンプルで気品のあるコーディネートに仕上がります。

メガネはなりたい雰囲気を叶えてくれるアイテム。
ボストンに合わせたスタイルを楽しもう

ビジネスからオフの着こなしまで、幅広いシーンで活躍してくれるボストンタイプ。特に印象を柔らかくしたい人、優しい雰囲気を演出したい人におすすめの1本です。

ウェリントンと比較すると、やや個性が強いため、初めてかける人には少し違和感があるかもしれません。けれどそれは見慣れていないだけ。「自分には似合わない」と決めつけずに、「このメガネに似合うヘアスタイルやファッションは?」と目元や顔周りに合わせた雰囲気づくりを楽しんでみてください。

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