
屋外や室内などの場所やシチュエーションを問わず、ストレスの種となるのがマスク着用時のメガネのくもり。マスクをする機会が増えたことで多くの方がお困りのメガネのくもりに関して、3つの対策方法をご紹介します。
屋外や室内などの場所やシチュエーションを問わず、ストレスの種となるのがマスク着用時のメガネのくもり。マスクをする機会が増えたことで多くの方がお困りのメガネのくもりに関して、3つの対策方法をご紹介します。
メガネがくもる原因、その正体は空気中の水分です。気温や湿度の変化によって空気中の水分が微粒な水滴となりレンズに付着することで、メガネのくもりが発生します。マスクをしたときメガネがくもりやすくなるのは、息に含まれる水分がレンズに触れて冷やされることで水滴になり、レンズ表面に付着するためです。
その対策法として考えられるのが、①マスクの着け方や選び方の工夫、②くもり止めレンズの使用、③対策グッズの活用です。この3つについてご紹介します。
今回は不織布素材のマスクを用いて、5パターンの【着け方】と3パターンの【形】別にメガネのくもりを検証してみました。また、着け心地についても評価していますので参考にしてみてください。
マスクにはメーカーが推奨する着け方がありますが、ここでは一般的な着け方に加えて「くもり対策」を意識して5つのパターンを検証してみました。
《検証結果》
【くもりにくさ】★★★
【着け心地】★★★
メーカーが推奨する着け方で試してみました。マスクを鼻にフィットさせることで、くもりを軽減することができました。
《検証結果》
【くもりにくさ】★
【着け心地】★★
メガネが大きいと、マスクの上にメガネがかかってしまう着け方になってしまうため、すぐにくもってしまう結果となりました。
《検証結果》
【くもりにくさ】★★★★
【着け心地】★
息を吐いてもメガネのくもりはほとんどありませんでしたが、2枚重ねのため、息苦しさを感じました。
《検証結果》
【くもりにくさ】★★
【着け心地】★★★
マスクの上部を折り曲げることで、鼻の部分に隙間がうまれてしまい、くもりやすくなりました。
《検証結果》
【くもりにくさ】★★★★
【着け心地】★★
マスクの内側の鼻の部分にティッシュを挟んで隙間がうまれないような状態でマスクをつけました。くもりはほとんどありませんが、若干息苦しさを感じました。
マスクの着け方はこのような結果になりました。
マスクのサイズや天候などの状況により差は生じますが、検証の結果メガネをくもりづらくさせるためには、鼻の部分の隙間をなくすようなマスクの着け方がいいようです。
密着度が高くなりすぎると、着用感が損なわれたり、息苦しさを感じたりすることもあるため、ご自身にあった着用方法を試してみてください。
いろいろな素材のマスクがある中、今回は感染防止効果が高いと言われている不織布を用いた形状が異なる2種類のマスクで検証してみました。
《検証結果》
【くもりにくさ】★★★★
【着け心地】★★★★
立体感が特徴の韓国マスク。口の部分に空間ができるため、比較的呼吸がしやすく、着け心地も楽な印象を受けます。メガネのくもりは、通常の呼吸時は問題がなく、大きく息を吐いたときに若干のくもりを感じる程度となりました。
《検証結果》
【くもりにくさ】★
【着け心地】★★★★
立体型マスクは、フィット感があり、韓国マスク同様口の部分に空間ができるため、着用感はよい印象でした。呼吸をすると若干隙間ができるため、メガネはくもってしまいました。
マスクの着け方はこのような結果になりました。
撮影環境
気温:24度 湿度:74%度 天気:雨
※検証結果は一例になります。レンズのくもり方は着用方法・サイズ・環境により大きく差が生じます。全ての環境において検証結果を保証するものではございません。
※着け心地は個人の感想になります。
眼鏡市場では、オプションとして高機能の「くもり対策レンズ」を用意しています。さらに、見た目に応じて2種類のタイプがあります。レンズを変えるだけで不快なメガネのくもりを抑えられるうえに、面倒な手間もかかりません。2タイプの「くもり対策レンズ」それぞれの特徴や選び方のポイントをご紹介します。
新しく登場したのがくもり対策レンズ ノーメンテナンスタイプです。くもり止め効果を継続させるためのお手入れがいらず、くもりストレスが解消されるとっても便利なレンズです。新発想の吸水性コーティングがしっかりくもりを抑えるので、お手入れなしでも約2年間(通常使用の場合)気持ちの良い視界が続きます。
やや、レンズ表面の反射が強いのが特徴です。
レンズの反射を抑えた自然な見た目がお好みの方には、くもり対策レンズ メンテナンスタイプがおすすめです。こちらは、付属の専用メガネ拭きを使ってレンズを拭くことでコーティング効果を重ね塗りする仕組みになります。効果が薄くなってきたときにメガネ拭きでお手入れしていただければ、くもり止め効果が回復し、レンズはおよそ2〜3年お使いいただけます。専用メガネ拭きはおよそ1年間使用可能で、メガネ拭きだけの追加購入も可能です。
また、レンズ表面の気になる反射光を抑えているので、一般的なメガネと同じような自然な見た目で普段づかいしやすいのも特徴です。
※くもり対策レンズ専用品以外のメガネ拭きやくもり止めスプレーを使用すると、レンズの特性を活かせず効果を低減させてしまう可能性があります。必ず、くもり対策レンズ付属の専用メガネ拭きでお手入れしてください。
いまお使いのメガネで手軽に始められるくもり対策をお届けします。眼鏡市場ではメガネ拭きタイプやスプレータイプなど、お好みにあわせて選べるくもり止めグッズをご用意しています。ここからは、それぞれの特徴や使い方を詳しくご紹介していきます。
拭くだけで簡単にケアできる、くもり止め成分を浸透させたメガネ拭きです。4〜5往復程度レンズを拭くだけで長時間のくもり止め効果が発揮されます。
くもり止めクロスには、Easy No Fog(イージーノーフォグ)クロスとフォグストップ缶の2種類があります。どちらもコンパクトで、どこへでも持ち運びしやすいのがうれしいポイント。また、Easy No Fogクロスには除菌効果もあります。日常生活のなかで気になるシーンにあわせてメンテナンスすれば、ここぞというときに効果的なくもり対策が可能です。
※くもり止め効果・持続時間は、使用環境により異なります。また、使用可能回数はご利用状況により変わるため、あくまで目安としてください。
・家を出る玄関先で
・学校や部活の前に
・仕事で外出、プレゼン、オンライン会議前に
・朝夕など、屋外と室内での寒暖差が大きいときに
レンズにほこりやゴミが付いていないことを確認した後、レンズ表面を水や呼気で湿らせてください。そしてレンズをメガネふきで挟み込むようにして持ち、5回ほどしっかりと拭きます。クロスはくもり止め成分を維持するためにも常に専用の袋や缶に入れて保管することをおすすめします。
※「くもり対策レンズ」にはEasy No Fogクロス、フォグストップ缶は使用できません。
くもり対策にはレンズ、クロスの他にもくもり止めスプレーを使うという選択肢もあります。より高い結果を求められる方は、くもり止めスプレーでの対策がおすすめです。毎日、5分ほどのデイリーケアで、より効果的にメガネのくもり対策ができます。
※くもり対策レンズ、ミラーレンズなど一部のレンズには使用できません。ご購入前に店頭スタッフへご確認ください。
※写真のeasy No Fogは新しい商品パッケージです。一部の店舗では、上記写真のパッケージと異なる「PEARL C JET(パールシージェット)」がございますが、成分や効果に違いはありません。
・毎朝の洗顔と一緒に
・夜、ベッドや布団に入る前に
・ちょっと一息のタイミングで
・お子さまも一緒に、家族みんなで朝支度のひとつに
今回おすすめするケア用品は、どちらもスプレータイプで扱いもラクチン。毎日の習慣の中でも実践しやすいおすすめのくもり対策です。Easy Clean(イージークリーン)【レンズクリーナー】とEasy No Fog(イージーノーフォグ)【レンズ用くもり止め】の2つのスプレー剤を使ってくもらないレンズに仕上げる方法をご紹介します。
メガネ全体を洗面台で丸洗い。ササッと水をかけたら、ティッシュペーパーでポンポンとやさしく押し拭きして、全体を拭きあげます。汚れを落とすようにゴシゴシ拭くのではなく、あくまでティッシュペーパーで水滴を吸い取るようにやさしく拭くのがコツです。
Easy Cleanを3〜4回上下に振り、缶を垂直に立たせながら軽くプッシュ。目安はレンズに1円玉大のモコッとしたムースを乗せる感覚です。
レンズの表と裏の4面に載せたら、メガネ拭きでレンズを拭きあげて、そのままフレーム全体もやさしく磨きましょう。余計な力を入れず、薬剤の筋やにじみが残らないようササッと全体を拭くのがコツです。
※コンタクトレンズや水中メガネには使用できません。
Easy No Fogを3〜4回上下に振り、缶を垂直に立たせながら軽くプッシュ。1回の使用量も同様に、目安はレンズの表と裏の4面に各1円玉大に液剤を乗せる感覚です。
液剤をのせたら、親指と人差し指でレンズ全体にやさしく擦り込み馴染ませます。全体に馴染ませたらそのまま1分ほど待ちます。その後、ティッシュペーパーでレンズを挟み込むようにしてやさしく拭きあげましょう。メガネを支える方の手で、しっかりとメガネを持つとレンズを拭く方の手に力が入らず、やさしく拭きあげることができます。レンズの表面に液だまりや拭き残しの筋がなくなれば完成です。
※仕上げのふき取りの際は、超極細繊維メガネ拭きのご使用はお控えください。
※コンタクトレンズや水中メガネには使用できません。
毎日メガネとマスクを身に着け、お客さまの快適なメガネ選びをご提案している眼鏡市場の店舗スタッフ。そんなスタッフに「マスク×メガネ」の快適テクニックを聞いてみました!
皆さんの暮らしをより良くするヒントにしていただければと思います。
まずは『普段よく使っているマスクのタイプ』を聞きました。眼鏡市場店舗スタッフの間では、不織布マスクが他を大きく引き離して一番人気という結果になりました。店頭で接客を担当しているスタッフも多いので「お客さまに安心していただくために不織布マスクを選んでいる」という理由が多かったです多数を占めました。また「不織布マスクと布マスクを重ねて使っている」という回答も複数寄せられました。
続いて『マスクとメガネを併用するときに、快適に過ごすために工夫していること』を聞きました。最も多かったのは「くもり止めを使っている」という声。全体の半数ほどが利用していることがわかりました。「毎日くもり止めが欠かせない」というヘビーユーザーも多かったです多く見られました。
また、耳が痛くならないための対策も多く寄せられました。「軽いフレームを使っている」「耳かけ部分のフィッティングを調整している」といった工夫をしていることが分かり分かりました。
さらに「ファッション感覚でマスクとメガネのコーディネートを楽しんでいる」というポジティブな意見もありました。不快なことばかり気にせずに楽しむ気持ちで前向きに捉えるのも、毎日を快適に過ごす良い方法かもしれませんね。
いかがだったでしょうか。今回はメガネのくもりをテーマに、【マスクの着け方】【マスクの形】別の対策方法の検証、くもり止め対策用グッズのご紹介、さらには眼鏡市場の店舗スタッフが実施している快適テクニックをお届けしました。
メガネのくもりは対策できます。「しょうがない…」とあきらめずに、お近くの眼鏡市場の店舗にご来店ください。一人ひとりのライフスタイルやメガネの使い方にあわせて最適なアイテムをご提案させていただきます。
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