
メガネを買おうとして店に足を運んでみても、ずらりと並ぶメガネを見てどれが自分に似合うのかわからなくなってしまう人もいるのではないでしょうか。
メガネにはいくつかの決まった形状や種類があるので、知っているだけで自分にぴったりのメガネを選びやすくなります。
本記事ではメガネ選びで悩んでいる人のためにも、メガネの形や種類についてわかりやすく解説します。おすすめのメガネも10本紹介しているので、自分に似合うメガネを見つけてみましょう。
メガネの形は3つの要素で決まる
フレームはリムを含めたレンズ以外の枠の部分です。リムはレンズの外周部分にあたります。また、フレームの素材は樹脂やチタンなどさまざまなものがあり、素材によって色や質感、耐久性が変わってくるのが特徴です。
「フレーム」、「リム」、「素材」の違いにより、それぞれ形状や種類が異なるメガネができあがります。
メガネの印象を決める「フレーム」の種類一覧
メガネを形作る3つの要素の中でも、特に顔の印象を大きく変化させるのがフレームです。フレームにはおもに次の種類があります。
クールな印象の「スクエア」
スクエアタイプは文字通り
知的でオーソドックスな「ウェリントン」
ウェリントンはスクエアと同様に四角い形をしたフレームです。逆台形をしており上部の方が幅が広くなっています。また、角はやや丸みがあるため
ウェリントンは
誰でも似合いやすい「オーバル」
オーバルは
天地幅が狭く知的な印象になりますが、角がないためやわらかく親しみやすい雰囲気を強調できます。比較的どんな世代でも似合いやすいフレームです。
レトロでおしゃれな「ボストン」
ボストンは
ボストンタイプは
親しみやすい印象の「ラウンド」
ラウンドは
凛々しい姿が魅力の「ブロー」
「ブロー」はリムの上部が強調されることで、
ブロータイプのフレームは
メガネの印象を変化させる「リム」の種類一覧
メガネのリムはおもに次の3種類があります。
●フルリム
●ハーフリム・アンダーリム
●ツーポイント(フチなし)
それぞれを詳しく見ていきましょう。
フルリム
フルリムはレンズの全周を囲むオーソドックスなタイプです。
どのような人でもかけやすく使いやすいでしょう。
ハーフリム・アンダーリム
レ
フレームで囲っていない反対側は糸を使用して支えています。糸がナイロンでできていることから、ハームリムのことを「ナイロール」、アンダーリムのことを「逆ナイロール」と呼ばれることもあります。
レンズの半分しかフレームがないので、
一方、
ツーポイント(フチなし)
レンズの左右端2点に直接穴を空け、糸で支えることから「ツーポイント」という名前がつきました。しっかりフレームで支えるフルリムに比べると耐久性は低くなってしまいますが、
メガネをかけたときに野暮ったいと感じたり、素顔と雰囲気が変わって恥ずかしいと思ってしまう人でも、ツーポイントなら素顔との差が少なくなるのでかけやすいでしょう。
メガネの印象を変化させる「フレーム素材」の種類一覧
メガネの素材によって耐久性や加工のしやすさが変わるため、素材次第でデザインも変わってきます。メガネの素材として代表的なものは次の通りです。
近代的な印象の「メタルフレーム」
メタルフレームは
なお、金属アレルギーの方でも、チタンのように金属アレルギーになりにくい素材を使用しているフレームなら問題ない場合があるので、店頭で相談してみましょう。
カジュアルに決まる「セルフレーム」
セルフレームはいわゆる
プラスチック製なので
個性あふれる「コンビフレーム」
たとえばプラスチックのみで作ると重くなってしまう場合に、一部を軽量のチタンにすることでフィットしやすいメガネです。また、金属を一部使用することで耐久性も上がります。
カラフルなプラスチックを組み合わせることで、
自分に似合うメガネを選ぶ3つのポイント
フレームやリム、素材の種類や特徴がわかったら、次は自分に似合うメガネを探してみましょう。選ぶポイントを知っていれば、誰でも違和感がない、似合うメガネが見つかります
顔型をカバーするフレームを選ぶ
たとえば丸顔なら四角いスクエアタイプ、面長なら天地幅の広いウェリントンタイプがおすすめです。上記の表で顔型とフレームの相性を確認し、自分にあったものを探してみてください。
黒目の位置が中央にくるメガネを選ぶ
メガネをかけたとき、レンズの中央に黒目がくるメガネを選びましょう。メガネの横幅や天地幅(縦幅)は、メガネによってmm単位で決まっています。数mmずれただけでも違和感が出ることがあるので、フレームの試着や微調整を繰り返し黒目が中央にくるものを探しましょう。
もし購入してしまった後で黒目の位置がしっくり来ないことに気がついた場合は、購入前にお顔に合わせて調整が可能なフレームかあらかじめ、店舗スタッフまでご確認しておくことをおすすめします。
黒目とフレームやレンズの位置関係について詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。
利用シーンに合わせて選ぶ
メガネによって雰囲気ががらりと変わるため、オフィスで使うのか、デートで使うのか、家でリラックスしながら使うのかなど利用シーンに合わせて選びましょう。また、
また、もし
スクエアタイプのおすすめメガネ2選
似合うメガネのポイントがわかったら、実際にメガネを選んでみましょう。まずはスクエアタイプのメガネからおすすめを2本紹介します。
●FFT-045
●cot-015
FFT-045
眼鏡市場で人気No.1を誇るブランド「フリーフィット」のスクエアフレーム。軽量で長時間かけていても疲れにくいのが魅力的。
詳細情報
cot-015
やわらかな雰囲気を持つ、Cotoriのおしゃれなメガネ。スクエアフレームですが天地幅が35mmと比較的広めにとられているため、顔の長さが気になる人にもおすすめです。
カラーバリエーションが豊富で、チェリーやオリーブグリーンなど
詳細情報
ウェリントンタイプのおすすめメガネ2選
続いて、ウェリントンフレームのおすすめなメガネを2本ご紹介します。
●AN-33
●mey-017
AN-33
男性でも女性でもかけられるウェリントンタイプのフレーム。
ベージュブラウンやチャコールなど優しい色合いが多くラインアップされていて、ヨロイの位置も下なので
詳細情報
mey-017
ファッション性の高いデザインが魅力的な「meyle-メイル-」ブランドのメガネです。
天地幅41mmとかなり大きめなので、
リムとテンプルの色が異なるのもおしゃれなポイントです。クリアグレーやクリアピンクなど透け感のあるカラーがあるのも特徴。全体のサイズは大きめにできていますがフチは細めなので、顔へ馴染みやすいでしょう。
詳細情報
オーバルタイプのおすすめメガネ2選
オーバルタイプのメガネを2本ピックアップしたので見てみましょう。
●AN-32
●cot-014
AN-32
メンズ・レディース両方に対応するおしゃれなフレームです。
長く使えるデザインなので、メインのメガネとしてもぴったり。スクエアタイプのメガネとどちらにしようか悩んでいる人にもおすすめです。カラーもブラックやクリアグレー、クリアブラウンなどおしゃれで使いやすい色が揃っています。
詳細情報
cot-014
Cotoriのおしゃれなレディースメガネ。フレームがかなり細身にできているので、メガネをかけたり外したりしても素顔との差が目立ちにくくなります。あまり
オーバルシェイプのフレームの中でもかなり丸みがあるので優しく穏やかな印象を演出できます。
詳細情報
ボストンタイプのおすすめメガネ2選
次に、ボストンタイプのメガネから2本ピックアップしてご紹介します。
●AN-30
●mey-015
AN-30
A NUの個性的なデザインメガネです。流行のボストンシェイプですが、上部のブローラインには角がつけられており引き締まった独特の印象を与えてくれます。
詳細情報
mey-015
「meyle-メイル-」のユニークなデザインをしたボストンタイプのメガネ。大きく曲線を描く下部と、少し角張った上部の対比により
フレームが細いのでメイクも映えやすいでしょう。
詳細情報
その他のタイプのおすすめメガネ2選
最後に、スクエアやウェリントンなど定番のフレームタイプにあてはまらない、その他のおすすめなメガネを2本ピックアップしてご紹介します。個性的なメガネを探している方はぜひチェックしてみてください。
●mey-012
●ZEG-C02
mey-012
「meyle-メイル-」ブランドの個性的なフレームです。ヘキサゴン(六角形)シェイプをしており、
テンプル部分が波うっているのもおしゃれで人目を引きます。横顔までばっちり決まるので、普段使いはもちろん特別な日にも使えるでしょう。耳にかけたときちらりと見えるモダンの部分は、カラーバリエーションに応じてマーブル模様になっているのも遊び心たっぷりです。
詳細情報
ZEG-C02
軽量をコンセプトにして作られた「ZEROGRA」のメガネフレーム。オクタゴン(八角形)シェイプをしているのが大きな特徴です。
また、クリングスと一体型になった鼻パッド、糸のように細いテンプルなどリム以外も独特なデザインになっています。ほかにはない個性あふれるメガネを探している方におすすめです。
詳細情報
メガネフレームの種類に関するよくある質問
最後に、メガネのフレームに関してよくある疑問に回答します。
50・60歳代以降でも若く見えるフレームはある?
トレンド感のあるデザインや、個性的でユニークな形をしたフレームは若く見えやすいのでおすすめです。また、
フレームの寿命は何年くらい?
通常、レンズコーティングを含め、フレームの寿命の基準は無く、個々のご使用環境(物理的要因)により異なります。物理的要因(摩擦、不可、傷、温度環境、薬品成分など)がフレームを痛める要因と考えられますが、長持ちさせるためのコツは、毎日のお手入れや取扱いが必要です。
また、クリーニングは、水洗いをしたあとのケアが大切です。
水分が残れば、サビやレンズの水垢や、レンズコーティングが剥がれてしまう原因になります。メガネ専用のクリーナーを正しく使用することがメガネクリーニングの基本です。
激しい運動でもずれ落ちにくいメガネの形は?
運動部に所属している学生や、趣味でスポーツを頻繁にする方なら
スポーツ専用に作られているので激しい運動をしてもフィットしやすくずれ落ちにくい上、耐久性も高くなっています。デザイン次第では普段使いと兼用できます。
メガネの種類や形を覚えれば、自分にぴったりのメガネが見つかる
メガネは「フレーム」「リム」「素材」によって大きくデザインが変化します。また、フレームは顔型によっても似合いやすさが変わってくるので、自分の顔型と似合うフレームタイプの組み合わせをしっかり確認しておきましょう。
自分に似合うメガネを知っておけば選ぶ時間が短縮でき、満足度の高いお気に入りのメガネが見つかるでしょう。紹介した商品も参考に、メガネでおしゃれな生活を楽しんでみてください。
店舗には多くのメガネが並んでおり、さまざまなメガネを試着できるので、足を運んでみるのもおすすめです。