文字と向き合う時間が長く、目に悩みを抱える集英社の編集者が、自分に最適なメガネを眼鏡市場で見つける本連載。今回はファッション誌編集者のメガネ作りをレポート!
眼鏡市場ではパーソナルカラーと顔タイプ診断から導き出した、その人に“似合う”フレームと、今ある目の悩みを解消してくれる機能派レンズを組み合わせて、日常生活を快適化するベストなメガネを実現します。それぞれの選び方のポイントはもちろん、完成後のメガネを使用したリアルな感想もしっかりとお伝えします。
今回メガネを作るのは…

集英社シュプール編集部
編集主任 水野 裕美
2009年に集英社に入社。ファッション誌の編集部を複数経て、2021年より日本発信のモード誌としておなじみの「シュプール」編集部に在籍。小学校低学年から視力の低下を感じ始め、現在メガネ歴は25年。
メガネの悩みは?
年齢とともに近視・乱視が進み、レンズが分厚くなったことでメガネをおしゃれに楽しめないのが悩み。仕事中はコンタクトを着用しているが、オンラインでの打ち合わせやタブレットでの作業も増え、目の充血がなかなか取れにくい。
ベストなメガネ作りをサポートしてくれたのはこの方!
㈱メガネトップ営業企画部 副部長
冨澤 美奈さん
お客さまの悩みや生活スタイルに寄り添った的確なレンズ選びや、男女問わず素敵に見違えるフレーム選びを熟知する、まさにメガネ選びのエキスパート。
透明感のある華奢なフレームが感度の高さを演出

眼鏡市場では顔の輪郭やパーツのバランスから似合うテイストを分析する顔タイプ診断と、ご自身がもっている肌色や瞳の色から似合う色を導き出すパーソナルカラー診断をメガネ選びに活用。水野の顔タイプは「フェミニン」、パーソナルカラーは「スプリング」という診断に。冨澤さんのアドバイスを受けつつ、水野は THE BEDFORD HOTELの「BFH-06 SMOBR」に決定!
「曲線的なラインで大人っぽく華やかな『フェミニン』タイプは、本来は少し横長のクールな形のフレームがもともとの顔立ちと合致するのですが、今回はちょっぴり丸みのあるフォルムを選んで親しみやすさを意識しました。セルフレームのなかでもボリュームを抑えているためなじみがよく、今っぽさもあるデザインは感度の高い着こなしとも好バランス。ファッション誌の編集者というお仕事のイメージにもぴったりではないでしょうか。透明感のあるブラウンもさわやかな印象のクリアな色が得意な『スプリング』の顔立ちを上品に見せてくれます」(冨澤さん)
レンズには2つの機能をプラス

お悩みの聞き取りや視力測定の結果、水野はコンタクトを装着した上からかけるメガネを作ることに。
「水野さんは、タブレットを操作したり、オンライン会議をしたりしているときに、目の疲れを感じるとお悩みでした。遠くはコンタクトレンズではっきり見えますが、お仕事柄、長時間手元のデバイスを見るときは、コンタクトの度数では目が疲れてしまうため、ピント調節時の目の負担を軽減するメガネを作るのがベストだと思いました。
今回、選んだ「メルネス」は、スマホや手元など近くを見続けることで起こる「目の緊張状態」を和らげてくれる「目のストレッチ機能」が最大の特徴です。「メルネス」は一枚のレンズのなかで、上部が「遠くを見るゾーン」、下部が近くを見る「ストレッチゾーン」となっております。水野さんの場合、コンタクトを着用しながらこのメガネをかけるので、レンズ上部の「遠くを見るゾーン」には度数を入れず、近くを見る下部にだけ「目をストレッチしてくれる度数」を入れてお作りしました。こちらを使うことで目の緊張状態を自然とリラックスした状態にしてくれるので今までよりも目の疲れが感じにくくなるはずです。コンタクトとメガネは併用できないと思っている方が意外と多いのですが、実はそんなことないんですよ」(冨澤さん)
「パーフェクトUVブロック」という頼もしいレンズも。
「こちらのレンズは皮膚に塗布するサンスクリーンのSPF50+とPA++++に相当。紫外線から守ってくれるだけでなく、目もとを自然に見せてくれるクリアコートがついているので、メガネをかけることで“明るくきれいな印象”が叶います。オンライン会議で人と正面から顔を合わせる機会が増えたという水野さんに、まさにおすすめの機能。耐キズコートや防汚・撥水コートも搭載しているので日常生活で気負わず使えます」(冨澤さん)
実際に使ってみた感想は? シュプール編集部に直撃!

「主にデスクワークの際にコンタクトの上からかけています。近視用のメガネは度数が合わないと視界が揺れて酔ってしまうことも多かったけれど、こちらは長時間つけていても違和感なし。使い始めてまだ1週間ほどですが、最近、目がシバシバしなくなり、コンタクトが装着しやすくなりました。もしかしたら瞬きの回数が増えて、目が乾燥しにくくなっているのかも?」と早速、『メルネス』の効果を実感したよう。

フレームも洒落感があって大満足だそう。
「メガネだけが目立ちすぎず、ファッションのさりげないアクセントになってくれるところも気に入っています。透け感のあるブラウンのフレームは手持ち服とも相性がいいのも嬉しいです」(水野)
機能、デザインともにぴったりのメガネに出会えてご満悦の様子。次回は、集英社『週刊少年ジャンプ』のマンガ編集者がメガネ作りにチャレンジします!
撮影/木村敦(編集部カット)、芹澤信次(プロフィールカット) 取材・文/野崎久実子 制作/集英社