運転やゴルフ、アウトドアシーンなどでは眩しさを軽減しながらも、明るい視界を保つことが必要です。可視光線透過率についての知識があると、それぞれのシーンに適したサングラスを選ぶ助けになります。
本記事では、可視光線透過率の詳しい意味や紫外線透過率との違い、運転時や釣り、ゴルフなどのアウトドアなど日常の利用シーンにおける可視光線透過率を解説します。
また、フレームの形ごとにおすすめのサングラスを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
運転やゴルフ、アウトドアシーンなどでは眩しさを軽減しながらも、明るい視界を保つことが必要です。可視光線透過率についての知識があると、それぞれのシーンに適したサングラスを選ぶ助けになります。
本記事では、可視光線透過率の詳しい意味や紫外線透過率との違い、運転時や釣り、ゴルフなどのアウトドアなど日常の利用シーンにおける可視光線透過率を解説します。
また、フレームの形ごとにおすすめのサングラスを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
可視光線透過率とは、レンズが「どのくらいの光を通すか」を割合で示したものです。サングラスを選ぶ際は、使用するシーンに合わせて適した可視光線透過率のサングラスを選ぶ必要があります。
可視光線透過率とは、レンズを透過する光の割合のことです。つまり、目にどれくらいの量の光を取り込むかを表しており、数値が低いほど光を通さず、数値が高いほど光を通すことになります。
たとえば、「可視光線透過率0%」は目に光が全く入らない真っ暗な状態であり、「可視光線透過率100%」は、裸眼と同じように光を遮るものがない明るい状態を意味します。
一般的に、濃度が濃く暗いカラーのレンズは可視光線透過率が低く、濃度が薄く明るいカラーのレンズは可視光線透過率が高くなっています。
サングラスにおける「紫外線透過率」とは、レンズが透過する紫外線量を表した数値のことです。紫外線透過率が低いほど、受ける紫外線の影響を抑えられるため、UVカット効果が高いです。
つまり可視光線透過率は「どのくらい光を通すか」であり、紫外線透過率は「どのくらい紫外線を通すか」それぞれの比率を指しています。サングラスを選ぶときは可視光線透過率だけでなく、紫外線透過率もチェックして、使用したいシーンに適したものを選びましょう。
レンズカラーによる可視光線透過率の違いを詳しく見ていきましょう。カラーごとの特徴と目安になる可視光線透過率を紹介します。
透明なレンズは非常に裸眼に近く、明るい視界が確保されます。クリアー系レンズの可視光線透過率の目安は90%程度で、夜間や薄暗い室内などでも使用できます。
イエロー系のレンズは、太陽光を大きく透過させ、視界のコントラストを低下させる青色の光を減らします。そのため、物を鮮明に見せる効果があり、運転やスキー、夜間や夕暮れ時などの使用に効果的です。イエロー系レンズの可視光線透過率は70〜80%程度です。
ブルー系は黄色の光を減らすため、ヘッドライトや強い日差しなどの防眩効果が高いカラーです。サイクリングやジョギングなどにも良いでしょう。目安となるブルー系レンズの可視光線透過率は60%程度です。
ピンク系は他のカラーに比べて防眩効果は少ないカラーです。眩しさを防ぐ効果は低いですが、血色の良い、明るい肌を演出できます。目安となる可視光線透過率は60%程度です。
レッド系は、光の波長のうち、目にダメージを与えやすい短波長を大きくカットします。さらに、赤系の色が見やすくなるコントラスト効果が得られます。目安となる可視光線透過率は15~30%程度です。
ブラウン系も短波長の光を抑えます。また、青色の光をカットしてコントラストを高める効果もあり、ゴルフやアウトドアシーンにおすすめです。目安となる可視光線透過率は15~60%程度です。
グレー系は眩しさを自然に抑えるうえに、無彩色で視界への影響も少ないカラーです。特に日差しの強い日に最適で、ドライブや釣りにもおすすめです。目安となる可視光線透過率は15~60%程度です。
グリーン系は、強い日差しのなかでもコントラストがはっきりし、視界の色合いも自然に見えます。目が疲れにくい色であることから、長時間かけていても違和感を感じにくいでしょう。目安となる可視光線透過率は20~60%程度で、アウトドアにおすすめです。
利用シーンごとに適した可視光線透過率はどのくらいなのかを見ていきましょう。車の運転、釣り、ゴルフ、日常利用、夜間利用の5つのパターンにおける可視光線透過率を解説します。
日本産業規格(JIS規格)の一部では、運転時のサングラスの可視光線透過率について次のように定めています。
・昼間に路上及び運転に使用する眼鏡レンズの視感透過率τVは,設計基準点において8%を超えていなければならない。
・視感透過率τVが75 %未満の眼鏡レンズは,薄暮又は夜間における路上及び運転に使用してはならない。
日中の運転に最適な可視光線透過率は、20~30%程度です。グレーやブラウンのレンズカラーなら、普段の視界とあまり変わらない色であるため、運転時の色彩感覚に影響が出にくいとされています。
また、夜間の運転時に最適なのは80%前後です。夜間は対向車のライトの眩しさや、雨の運転で地面が光り見づらくなる現象を抑えてくれるイエロー系やブルー系のカラーがおすすめです。
ドライブ専用レンズ「ALL-DRIVE」なら、昼夜問わず1日中、運転時の眩しさを軽減してくれます。
釣りの際には偏光レンズのサングラスが適しています。特殊なフィルターをはさんだレンズが、水面のギラつきや眩しい反射光をカットするためです。
また、可視光線透過率は30%程度が目安になります。30%程度なら光の乱反射やギラつきなどの眩しさを抑えつつ、明るい光を確保できるでしょう。
関連記事:【目的別】釣り用の偏光サングラスおすすめ10選|メリットや選び方も解説
ゴルフでは、可視光透過率20~30%程度が適しています。眩しさを軽減するために可視光線透過率の低いサングラスにすると、芝目や起伏、遠くのフラッグやボールなどがよく見えにくくなってしまいます。
視界確保はスコアアップの重要な鍵になるため、眩しさをカットしながらも明るい視界が保てるものが理想的です。
ゴルフ用レンズ「G-CLEAR」なら、レンズ素材自体に特殊な色素を練り込む新たな製法によって理想的な分光特性を出せるため、眩しさを軽減しながらも視界を明るく保ち、芝目や起伏をはっきり見せてくれます。
一般的なサングラスの可視光線透過率は30~80%前後です。30~80%であれば、日中のさまざまなシーンで利用できます。
なお、日差しの強い日や日中の屋外利用に適した可視光線透過率は10~30%です。晴れ、曇りの日兼用で使いたい場合は、可視光透過率30%前後がちょうど良いでしょう。
夜間にサングラスを使用する際は、目の可視光線透過率85~100%程度が適しています。
可視光線透過率が85%以下になると、夜間の暗い場所では視界が暗くなり過ぎて、ものがよく見えにくくなることがあります。夜間利用が多い場合は、安全な視界が保てる可視光線透過率のものを選ぶと良いでしょう。
おすすめのサングラス9選を紹介します。フレームの形ごとに紹介するので、お気に入りの1本を見つけるための参考にしてください。
おすすめポイント
● 人気ブランド「ハンティング・ワールド」の限定コレクション
● トレンドのクラシックを取り入れたデザイン
● シャープで個性的な印象を演出
「自然との共生」をポリシーとする人気のライフスタイルブランド「HUNTING WORLD」のサングラスです。眼鏡市場でしか買えない、限定オリジナルコレクションとなっています。
トレンドのクラシックテイストを取り入れたツーブリッジが特徴的なデザインです。少し個性的な印象を演出するデザインは、ファッションのアクセントにも活用できるでしょう。ヨロイに入れた七宝が洗練された印象にしてくれます。
サイズ目安 | 大きめ |
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カラー | ブラウン/ブラックマット/シルバー |
レンズ横幅 | 58mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 16mm |
テンプル | 143mm |
天地幅 | 38mm |
おすすめポイント
● クールでシャープな雰囲気のスクエア型
● 左右のテンプルに入った「POLICE」のロゴがポイント
● フチなしでスッキリした印象に
1983年ローンチのイタリアンブランド「POLICE」は、常にアーバンなデザインを提案しトレンドをリードしてきました。オリジナリティやスタイリッシュなものを好む人たちに支持されています。
クールな雰囲気のスクエア型で、フチなしのデザインが顔をスッキリ見せてくれます。左右のテンプルに「POLICE」のロゴが入っています。
サイズ目安 | 大きめ |
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カラー | パラジウム |
レンズ横幅 | 59mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 15mm |
テンプル | 130mm |
天地幅 | 37mm |
おすすめポイント
● カジュアルなスポーツミックスシーンにもおすすめ
● 肌触りの良いラバー素材を使用した鼻パッド
● かけるだけでキリッとシャープにきまるウェリントン型
「機能美とファッション性あふれるゴルフスタイルの創造」がコンセプトの「ルコックスポルティフ」(ゴルフコレクション)と、眼鏡市場のスポーツブランド「i-ATHLETE(アイアスリート)」のスポーツテクノロジーが融合したサングラスです。
スポーツシーンはもちろん、普段のカジュアルなスポーツミックスファッションにも合わせやすいデザインです。鼻パッドには肌触りの良いラバー素材を使用しています。角を際立たせたウェリントン型で、存在感のある太めのツルが印象的です。
サイズ目安 | ふつう |
---|---|
カラー | ブラック/ブラックマット/ブルー |
レンズ横幅 | 55mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 19mm |
テンプル | 150mm |
天地幅 | 40mm |
おすすめポイント
● 幅広い年代の人がナチュラルにかけやすい
● 人気のモロッカン柄を取り入れたデザイン
● マニッシュで上質な印象のボストン型
「サングラスを掛けて新しい自分を旅しよう」というバカンスとデイリーユースの融合がコンセプトの「MAD JOURNEY(マッドジャーニー)」から、モロッカン柄を取り入れたサングラスです。
程よいフロントのボリューム感と大きすぎないレンズサイズで、幅広い世代の人がナチュラルにかけやすいデザインです。マニッシュな印象を与えてくれるボストン型で、テンプル芯金のオリジナル模様が上質なイメージを演出しています。
サイズ目安 | 小さめ |
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カラー | ベージュ/ベージュブラウン/ブラウン/ブルー/ブラウングレー/シャンパン |
レンズ横幅 | 49mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 21mm |
テンプル | 145mm |
天地幅 | 44mm |
おすすめポイント
● 「MARY QUANT(マリークヮント)」眼鏡市場オリジナルモデル
● 丸みのあるフロントが優しい印象を演出してくれる
● 天地幅が大きめで紫外線をしっかり防げる
「自由に自分らしく」をコンセプトに、コスメから洋服まで幅広いラインアップを展開する「MARY QUANT(マリークヮント)」より、眼鏡市場オリジナルモデルのサングラスです。
丸みのあるフロントが優しい印象を演出してくれるデザインで、レンズの天地幅が大きめになっているため、紫外線をしっかりと防いでくれます。テンプル先の上にはロゴが映えており、ファッションアイテムとして活躍するモデルです。
サイズ目安 | ふつう |
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カラー | パープル/ピンク/デミブラウン/ブラウンササ/ブラックハーフ |
レンズ横幅 | 54mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 16mm |
テンプル | 138mm |
天地幅 | 44mm |
おすすめポイント
● 誰にでも使いやすいベーシックなデザイン
● 主張し過ぎないためファッションや世代を問わずにかけられる
● サングラス初心者や日常使いにおすすめ
ファッションや世代を問わずにかけられるベーシックなデザインが人気の「megane ichiba sunglass」は、ブランドサングラスと比べて主張しすぎないデザインのため、サングラスを初めて使う人や日常使いにおすすめです。
男女兼用のオーバルとスクエアの中間のような形になっており、誰でも使いやすいベーシックなデザインなので、初心者の方にもおすすめです。知的でありながらも柔らかい雰囲気を演出してくれます。
サイズ目安 | ふつう |
---|---|
カラー | ピンクブラウン/ブラウン/ブラック |
レンズ横幅 | 55mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 15mm |
テンプル | 142mm |
天地幅 | 37mm |
おすすめポイント
● 長時間のドライブでも苦にならない軽さと視界の広さ
● 誰にでも似合いやすいスタンダードなデザイン
● 初めての運転用サングラスにおすすめ
運転時に快適なサングラス「ISG-Drive」です。長時間のドライブでも苦にならない軽さと、ツーポイントならではの視野の広さが特徴です。
6カーブ仕様のオーバル型で、誰にでも似合いやすいスタンダードなデザインになっています。性別や年代を問わずにかけやすく、初めての運転用サングラスとしてもおすすめです。
サイズ目安 | 大きめ |
---|---|
カラー | ブラウン/カーキ/ライトブラウン/パープルグレー |
レンズ横幅 | 62mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 12mm |
テンプル | 127mm |
天地幅 | 41mm |
おすすめポイント
● ファッションに合わせやすい細身のラウンド型
● 広めのテンプル幅でアジア人の骨格に合いやすい
● 半透明のモダンが軽やかな印象
アメリカのポリスマンがかけていたサングラスにインスピレーションを受けてブランドストーリーが始まった「POLICE」。1983年以来、スタイリッシュで洗練されたデザインのサングラスを提案し続けています。
細身のフレームが顔の印象をスッキリ見せてくれるオーバル型よりのラウンド型で、トレンドのクラシックな雰囲気を漂わせつつシンプルでかけやすいデザインになっています。
サイズ目安 | ふつう |
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カラー | ガンメタル |
レンズ横幅 | 50mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
テンプル | 150mm |
天地幅 | 45mm |
おすすめポイント
● トレンドのクラシカルな雰囲気と現代的なトーンが融合したデザイン
● テンプルの立体的なRay-Banのロゴがワンポイントに
● カジュアルシーンでも似合いやすいラウンド型
優れたサングラスの理想形を提案し続ける「Ray-Ban」から、トレンドのクラシカルなラウンド型モデルです。エッジを抑えたデザインでカジュアルシーンにも似合いやすいデザインです。
リベットをあしらったテンプルや、すっきりフラットなブリッジ、モダンなカラーが個性的なデザインになっています。ファッションアイテムの1つとして活躍するでしょう。
サイズ目安 | 大きめ |
---|---|
カラー | ブラウン |
レンズ横幅 | 49mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
テンプル | 150mm |
天地幅 | 49mm |
可視光線透過率は、サングラスを選ぶときに大切な指標です。紫外線透過率(またはUVカット率)とあわせてチェックして選びましょう。
サングラスには、シーンごとに適したカラーや色の濃さがあります。運転や釣り、ゴルフなど、「眩しさは軽減したいけれど、レンズの色が濃すぎて視界が暗くなって困る」といったシーンでは、それぞれに適した機能性レンズもあります。
また、レンズカラーによっても見え方や可視光線透過率が異なります。自分がサングラスを使用したいシーンや目的に合わせて、最適な可視光線透過率や機能、カラーを選び、快適な視界を手に入れましょう。
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