見た目もかけ心地も良好に！「鼻パッド」交換のすすめ

あなたが普段お使いのメガネ、鼻パッドの交換はしていますか？多くのフレームは鼻パッドを交換することができる仕組みになっていて（一部のプラスチックフレームでは鼻パッド一体型になったものもあります）、眼鏡市場ではパッドの無料交換サービスを行っています。メンテナンスや買い替えの際にも注目されることの多くない鼻パッドですが、実はメガネのフィッティングを大きく左右する重要なパーツなのです。

今回は鼻パッドについて、知ってほしい交換のタイミングや素材選びのポイントなどをご紹介します。

鼻の両脇にピタッとフィットして、メガネがずれ落ちないよう固定してくれている鼻パッド。そもそも、鼻パッドはなぜ交換が必要なのでしょう？

まずはその理由を、「快適さ」「衛生面」「見た目」「機能面」という4つのポイントから解説します。

「長時間メガネをかけていると、目元にメガネの跡が付いてしまう…」メガネを使う方なら誰しもこんな経験があると思います。ひどい場合には「だんだん痛くなってくる」といったお悩みを抱えている方もいるようです。

メガネの跡が残ってしまう原因として考えられるのが、フィッティングのズレから生じる圧迫です。メガネがちゃんと顔にフィットしていないことで、鼻パッドで目元を圧迫してしまっているケースが多く見られます。

メガネのフィッティングは、使用しているうちに自然にズレてしまうものです。定期的にフィッティング調整をすることがおすすめですが、頻繁にメンテナンスするのが難しいこともあるかと思います。そこで改善策としておすすめなのが鼻パッドの交換です。たとえば肌さわりのやさしいシリコン素材を選んでみるなど、素材や形状を見直すことでメガネ跡を軽減することができます（鼻パッドのタイプについては後ほど詳しくご紹介します）。

また、眼鏡市場ではメガネ跡が付きにくいフレームや鼻パッドのないフレームも扱っています。興味がある方はこちらもあわせてご覧ください。

新発想フレーム　nosefree

鼻パッドは、その名の通り“鼻”に当たるパッド。直接肌に触れるので、特に汗や皮脂・化粧品などの汚れがつきやすいパーツです。また、肌に触れる部分だからこそ清潔に保ちたい部分とも言えますね。

こまめなクリーニングも大切ですが、長期間同じパッドを使っていると、小さな傷の間など落としきれない汚れは蓄積してしまいます。

鼻パッドには様々な素材のものがありますが、一般的な素材のものは、紫外線を浴びることで黄褐色に変色してしまいます。またパッド芯に使われる金属パーツに緑青（ろくしょう）と呼ばれる青緑色のサビがついてしまうことも。

毎日見ていると変化に気付きにくいかもしれませんが、元のクリアな色を思い出して比較してみると、ハッとしてしまうかも！変色した鼻パッドは目につきやすく、清潔感に欠ける印象を与えてしまうことに…。

鼻パッドは素材や状況によっては、摩擦などの経年劣化によって鼻にあたる部分がツルツルとした状態になることも。すると、グリップ力が弱まり、鼻にきちんと当たっていても滑ってしまうので、メガネがずれ落ちやすくなってしまいます。また、表面が粗くなり、肌への負担をかけてしまうこともあります。

また使用しているうちにパッドを止めているネジに緩みが起こり、いつの間にかはずれてしまっていたなんてことも。

以上、いずれも日頃気をつけていたとしても避けられないことばかり。だから、快適にメガネをお使いいただくためには、鼻パッドの定期的な交換が必要なのです。
使われる方の体質や環境によっても異なりますが、目安は１年に１度程度。
レンズやフレーム全体のメンテナンスと合わせて、店舗にご相談いただくことをオススメします。

眼鏡市場では重さやかけ心地などを考慮し、フレームごとに最適な鼻パッドをセットしてご提供しています。

しかし、「肌に合わない」「フィットしない」などの不具合がある場合は、お店に相談して別の素材のものも検討してみましょう。眼鏡市場で扱っている代表的な鼻パッドの種類とその特徴をご紹介します。

一般的によく使われている、硬質プラスチック素材のものです。透明度が高いので、肌になじみやすく目立ちにくいです。シリコンに比べると劣化が起こりづらい、汚れがつきにくいといった良さもあります。眼鏡市場で無償提供している交換用パッドは大小２サイズ。お客さまの顔のかたちや、お使いのフレームに合わせて最適なものをご提案させていただきます。

柔らかくグリップ力のある素材で、汗をかいても滑りにくいのが特徴です。肌へのあたりもソフト。透明度は高いですが、汚れが付着しやすいのでこまめな拭き取りをオススメします。
眼鏡市場の無料交換サービスでは大中小３サイズをご用意。お顔やフレームにいあったサイズに交換させていただきます。

今回は、普段あまり注目されることのない鼻パッドについてご紹介しました。細部ではありますが、毎日直接肌に触れ、意外と人目にもつきやすいパーツだけに、メンテナンスは大切。

「まだ一度も交換したことがない」「このズレは鼻パッドのせい？」など、今回の記事をお読みになって鼻パッドが気になり始めた方は、ぜひ一度お近くの店舗へご相談を！もちろん他社様でご購入されたメガネでも鼻パッドの無料交換サービスを行っています。お気軽にご活用ください。

眼鏡市場のアフターサービスについて詳しくはこちら

※形状によっては交換できないタイプもあります。また、一部ブランド名などが入っている特殊な鼻パッドは有料での交換になります。詳しくは店舗スタッフへお尋ねください。