新しいメガネをかけたとき、気持ちが悪くなったり違和感を覚えたりしたことはないでしょうか。メガネに慣れるまでの時間は人によって異なるため、一定期間経っても違和感がある場合は、メガネ酔いの原因と対処法をしっかり知っておくことが大切です。
本記事では、新しいメガネをかけたときに感じる「メガネ酔い」を詳しく解説します。また、自分に合ったメガネへの買い替えを検討する場合におすすめのメガネも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
新しいメガネをかけたとき、気持ちが悪くなったり違和感を覚えたりしたことはないでしょうか。メガネに慣れるまでの時間は人によって異なるため、一定期間経っても違和感がある場合は、メガネ酔いの原因と対処法をしっかり知っておくことが大切です。
本記事では、新しいメガネをかけたときに感じる「メガネ酔い」を詳しく解説します。また、自分に合ったメガネへの買い替えを検討する場合におすすめのメガネも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
初めてメガネをかけたときや新しいメガネに買い替えたとき、気持ちが悪くなったり違和感を感じたりすることがあります。このような「メガネ酔い」になるには次の3つの原因が考えられます。
● 度数が大きく変化した
● フレームのフィッティングが合っていない
● レンズが合っていない
それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
メガネを新しくしたり度数を強くしたりすると、眼のピントを調整する力に変化が起こり、気持ち悪さを感じることがあります。これは、脳が新しい見え方に慣れるのに時間がかかるためです。
人間は物を見るとき、「毛様体筋」という眼の中の筋肉を使ってレンズの厚みを調整し、ピントを合わせています。メガネを新しくしたり度数を変えたりすると、この毛様体筋に負担がかかり、めまいや頭痛などの原因となる自律神経のバランスが乱れることがあります。そのため、最初は目が疲れる、気分が悪くなることがあります。
また、メガネは見る距離によって度数が決まります。レンズが焦点を合わせる位置と実際に見たいものの距離が合わない場合も、毛様体筋に負担がかかり、メガネ酔いを引き起こすことがあります。
メガネを自分の顔に合わせることを「フィッティング」と言います。メガネを作るときに、フィッティングが合っていないと見え方に影響が出たり、目が疲れやすくなったりすることがあります。
レンズと目の間の距離や鼻パッドの位置が合っていない場合、レンズの端で物を見ることになり、見え方が歪んだりします。これはレンズの度数が正しくても、正確な見え方にならない原因となります。
また、フレームやレンズのカーブが顔の輪郭に合っていないと、レンズを通して見る位置がずれ、結果として度数にズレが生じます。これにより、違和感や不快感を覚えることがあります。
メガネを新しいレンズの形やサイズにすると、見え方が変わり、気持ち悪さを感じることがあります。
たとえば、小さいレンズから大きいレンズに変えると、視界が広がります。すると、レンズの端の見え方が以前と違い、歪んで見えることがあります。また、新しいメガネと以前のメガネとのフレームサイズに差があればあるほど、より見え方の違いを感じやすくなるでしょう。
さらに、通常のレンズから「乱視用レンズ」「非球面レンズ」「遠近両用レンズ」などレンズのタイプを変えた場合も見え方が変わります。そのため、新しいレンズに慣れるまでは違和感を感じやすくなるでしょう。
メガネ酔いをするからといって、ずっとメガネを外したままではいられません。新しいメガネで快適に過ごすためには、メガネ酔いと上手く付き合いながら慣れていく必要があります。
ここでは、新しいメガネに慣れるための対処法を解説します。
新しいメガネをかけて周囲にあるものを見るとき、目だけで見ようとするのではなく「顔ごと」動かすように意識してみましょう。
目だけを使って見ようとすると、レンズの端を通してものを見ることが多くなります。レンズの端を通して見ると、歪みや違和感を感じやすくなります。
そのため、見たいものの方向に目だけではなく顔ごと向けるようにすれば、レンズの端を通して見ることが少なくなるのでメガネ酔いしにくくなります。
裸眼からメガネに切り替えた場合、物体のサイズや距離感が異なって見えます。そのため、メガネのかけ始めは違和感を感じやすくなりがちです。
メガネやレンズを買い替えて度数を強くした場合も同様です。人間は目で見た情報を、脳へ伝達して認識しています。新しいメガネをかけた際に、これまでのものの見え方が変わると、脳が認識を補正するまでに時間がかかってしまうのです。
一般的に、メガネに慣れるまでにかかる期間の目安は2週間程度とされていますが、個人差があります。早い人は1~2日程度で慣れてきますが、長くかかる人は2~3週間程度の場合もあります。
「アイポイント」とは、メガネをかけた際に「瞳孔がレンズのどの位置にくるか」を示したものです。メガネを作る際は、あらかじめ「アイポイント」と「光学中心」が合うように調整しておく必要があります。
「光学中心」とはレンズの度数の基準になる中心点のことです。「アイポイント」と「光学中心」が合致していないと適切な度数で見れないため、メガネ酔いにつながることがあります。
そのため、実生活でスマホの手元を見るときやパソコン作業をするときなど、目線が下がる場合を想定して、メガネ購入時にはあらかじめ「アイポイント」を下げた状態で作成するのが良いでしょう。
特に、遠近両用レンズの場合には「アイポイント」を考慮してメガネを作ることが重要です。
新しいメガネに慣れるまでの期間は約2~3週間であるため、それ以上経過してもメガネ酔いが改善しない場合はメガネ店や眼科医に相談しましょう。それぞれの場合を詳しく解説します。
2~3週間以上経っても新しいメガネに慣れない場合は、レンズの度数やフレームのフィッティングが合っていない可能性があります。
メガネを外して休めば調子が良くなる場合、メガネの度数やフレームのサイズが合っていないことが考えられるため、購入したメガネ店で相談してみると良いでしょう。
眼鏡市場では、メガネの受取後6ヶ月以内であれば、無料で度数を交換する「見え方保証」を行っております。メガネ酔いが数週間続くようであれば、お近くの店舗で度数やフィッティングの調整を相談してみてください。
そのほか、各店舗に視力チェックができる簡易視力測定表を用意しています。メガネ購入の有無にかかわらず、全国の店舗でいつでも無料で視力測定が可能です。
※一部ブランド品や商品の状態によってはフィッティング・フレーム調整をお断りする場合がございます。現物を確認してからの判断となることをご理解くださいますようお願い申し上げます。詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください。
合わないメガネをかけ続けていると、毛様体筋に負担がかかり眼精疲労につながってしまう可能性があります。
眼精疲労になると、メガネを外して少し休んだり一晩眠ったりするだけでは回復しなくなり、充血や目の痛み、ピントが合いにくいなどの症状のほかに、頭痛や肩こり、めまいや吐き気などが起こってしまうこともあります。
そのため、しばらく様子を見ても改善しない場合は、無理をしてメガネをかけ続けずに一度眼科医に相談してみましょう。
メガネを購入する際は、メガネ店で自分の度数や顔の形に合うものを選ぶのがポイントです。ここでは買い替えを検討している人に向けて、目が疲れにくいおすすめのメガネを紹介します。
● 軽くてずれにくい、ストレスフリーな【FREE FiT】FFT-088
● G(重力)を感じさせない軽いかけ心地の【G-FLEX】GF-01
● 鼻への重量感や鼻パッドの跡が気になる人に【nosefree】NOF-211
● シンプルな使いやすいデザインとバネ性にこだわった【Simple is】smp-14
● トレンド感を取り入れながらかけ心地も追求した【A NU】AN-38
おすすめポイント
● 軽くてずれにくい驚きのかけ心地
● 落ち着いたカラーのシンプルなウェリントン型
● クリア生地で重すぎないバランスの取れた印象
軽くてずれにくい驚きのかけ心地で人気のFREE FiTから、落ち着いたカラーのウェリントン型フレームです。シンプルなデザインの中にメタルパーツがアクセントとなり、クリア系の生地によって印象が重くなり過ぎないようにバランスが取られています。
また、植物由来のリルサン®クリアG850というサスティナブル素材のエコ樹脂で、身体や環境にも配慮しています。
フレームサイズの目安 | 小さめ |
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レンズ横幅 | 49mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 18mm |
テンプル | 142mm |
天地幅 | 38mm |
カラー | ブルー/ブラックマット/クリアブラウン/グリーン |
おすすめポイント
● G(重力)を感じさせない軽いかけ心地
● 柔軟性のある樹脂素材で初めてのメガネにもおすすめ
● 天地幅の広いウェリントン型で誰にでも似合いやすい
G-FLEXは、「G(重力)を感じさせないかけ心地」がコンセプトの機能性メガネブランドです。軽くて柔軟性のある樹脂素材でノンストレスなかけ心地を追求しています。
フロントからツルにかけて柔らかいウルテム素材を使用し、初めてメガネを装用する人でもストレスなく使えるでしょう。長時間かけていても疲れにくいフレームになっています。
また、デザインは天地幅の広い定番のウェリントン型で、丸みを帯びているため顔型を選ばず、誰にでも似合いやすい形です。シーンやファッションを選ばず、ビジネスでもカジュアルでも万能に使える一本です。
フレームサイズの目安 | ふつう |
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レンズ横幅 | 52mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 20mm |
テンプル | 140mm |
天地幅 | 39mm |
カラー | グレー/ブラウンハーフ/ブラック |
おすすめポイント
● 鼻への重量感が気になる人におすすめ
● テンプル(つる)が短くコンパクトな作り
● 360度どの方向にも曲がる樹脂製の鼻パッドが鼻の傾斜にフィット
「鼻に感じる重量感」や「鼻に残るメガネの跡」など、メガネをかけた際の鼻の装着ストレスから解放してくれるnosefreeから、テンプルを約10mm短くしたメガネです。
天地幅がやや狭くコンパクトな作りのため、小顔の人に合いやすいフレームです。鼻パッドは360度どの角度にも曲がり、芯も樹脂製の「クビフリー」を採用しています。そのためフィット感が増し、鼻の傾斜に対してぴったりあたる分、肌になじみ目立ちにくくなっています。
また、耳の後ろにおもりを付けて鼻への重量負担を軽減しているため、鼻への不快感が気になる方に良いでしょう。
フレームサイズの目安 | ふつう |
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レンズ横幅 | 52mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 16mm |
テンプル | 148mm |
天地幅 | 33mm |
カラー | パープル/ブラウン/グリーン |
おすすめポイント
● 初めてメガネを使う人やシンプルなものを探している人におすすめ
● βチタンを使用しバネ性にこだわった快適なかけ心地
● カジュアルにもスーツにも似合うベーシックなスクエア型
眼鏡市場オリジナルブランド「Simple is」は、初めてメガネを使う人やメガネをスッキリかけたい人におすすめです。シンプルなデザインに、βチタンを使用してバネ性にこだわった快適なかけ心地を実現しました。
また、フレームはベーシックなスクエア型で、カジュアルにもビジネスシーンにも合わせやすいデザインです。コンセプトのシンプルさを追求したテンプルは、柔らかい素材を使用してソフトなかけ心地になっています。
フレームサイズの目安 | ふつう |
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レンズ横幅 | 55mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 15mm |
テンプル | 142mm |
天地幅 | 31mm |
カラー | カーキマット/ブラックマット/グレー |
おすすめポイント
● トレンド感を取り入れながらオンオフ問わず使いやすい
● 横幅を抑えており顔がスッキリ見えるデザイン
● ヴィンテージ風の落ち着いたカラー
シルエットの変化や旬の色味を取り入れて軽やかに“今”を漂わせる「A NU」から、セル巻きのヘキサゴン型コンビネーションフレームです。透明感があるセルからリムが透けて見えるため、角度によって表情が変わります。
クランク丁番を使用することで横幅が抑えられており、顔がスッキリ見えます。
小ぶりな丸型レンズで、ヴィンテージ感がある落ち着いたカラーです。トレンドを取り入れつつも、シーンを問わずどんな場面でもかけられます。デザインだけでなくかけ心地も追求した一本です。
フレームサイズの目安 | 小さめ |
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レンズ横幅 | 46mm |
間隔(鼻ブリッジ) | 21mm |
テンプル | 145mm |
天地幅 | 42mm |
カラー | デミブラウン/ブラック/クリアブラウン/ライトブラウン |
新しいメガネにしたときの慣らし方について、気になるQ&Aを紹介します。
アイポイントがずれている場合、今まで使用していたメガネと同じ度数のレンズでもメガネ酔いをすることがあります。
また、正面を向いたときに最適なアイポイントでも、下を向いた作業をすることが多い人は、アイポイントがずれるため違和感が生じることがあります。
このような場合は、店頭で自分のアイポイントを確認し、アイポイントに合わせたメガネに新調するのがおすすめです。
度数が大きく変わる場合は、「非球面レンズ」を使用しているメガネを選ぶと良いでしょう。非球面レンズなら、度数が変わったときの違和感を軽減しやすくなるためです。
球面レンズは、レンズが球体のように丸くカーブしているため、中心部と周辺部で厚みが異なり、見え方に歪みが生じやすい特徴があります。一方の非球面レンズはカーブがないため、歪みが生じにくい特徴があるのです。
遠近両用のレンズだとメガネ酔いしやすいのは、レンズの下部に近視用、上部に遠視用の度数が入っており、視線を切り替える際に揺れが生じやすいためです。
この点、眼鏡市場のストレスフリー遠近のレンズであれば、視野の欠けや歪み、揺れが少なく、従来のものよりも快適に使用できます。最大28項目に及ぶ視力測定とヒアリングをもとに、一人ひとりの見え方に合わせたレンズに仕上げます。
店頭では、アイポイントの確認やプロのフィッティングも行えるので、より快適なメガネを見つけられるでしょう。試着もできるので、気になる人はお近くの店舗で一度お試しになってください。
新しいメガネに慣れるまでには、一定期間見え方に違和感を感じたり気持ちが悪くなったりすることがあります。度数やフィッティングが合っていれば次第に慣れてくるため、まずは2〜3週間くらいを目安に様子を見てみましょう。
ただし、慣れるまでの期間には個人差があります。本記事で紹介した対策を実践しても改善されない場合は、購入したメガネ店や眼科医に相談してみてください。
これを機に買い替えを考えている人がいれば、本記事で紹介している眼鏡市場の目が疲れにくいメガネや、ストレスフリーのレンズの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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店舗での在庫状況について
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