
小栗卓巳さん
(クリエイティブディレクター/アート
ディレクター/ブランドビジョナリー)
プロフィール
博報堂・HAKUHODO DESIGNを経て独立、&D inc.設立。企業や社会の未来への“想い”を可視化。&D inc.では、緻密なデザイン思考と大胆なビジュアル表現を融合させ、ブランドの核となる価値を「共感できるビジュアル」として具現化。企業ロゴデザインや空間デザイン、広告コミュニケーションやWEBデザイン、プロダクトデザインに至るまで、領域を横断した一貫性のあるアートディレクションを提供。数字だけでは測れない感覚的な体験を緻密なデザインで構築し、企業の目指す未来像を明確にビジュアライズすることをモットーとしている。
これは老眼じゃない…
きっと「霞み目」だ!

いま思えば、老眼がきたのは本当に急でした。ふだんコンタクトを使っており、目やにで視界がぼやけることが時々あったんですが、あるときから、目をこすってもぼやける感じが治らなくなりました。負けず嫌いなので老眼とは認めず「霞み目」がきた、と思っていましたね。仕事柄、暗いスタジオで撮影することも多いのですが、チェック用のモニターがぼやけて見えないことも増えていって…。おかしいな、と思って目薬を差すと一時的には見えますが、またすぐ見えなくなる。これを繰り返すのがストレスになり、霞み目を改善するメガネを探してみるか、というのが、老眼に向き合う一歩目でした。
デザインの細部も小さい文字も
「めっちゃ見える」ように!

眼鏡市場に行って、霞み目…というか老眼の症状を相談して、中近両用レンズでメガネをつくりました。仕事のために中間距離を重視したレンズを選びました。デザインを確認する大きいモニターと、メールなどを確認する小さいモニター、つまり1mぐらい先と手元の両方を見えるようにしたいなと。メガネをかけた瞬間「めっちゃ見える!」と驚きました。デザインの細部や、パッケージデザインの小さい文字などもくっきり見えますし、引いたり寄ったりしてデザインを見るのも快適です。スマホでデザインをチェックすることも多いのですが、ストレスなくスピーディーに確認できるので助かっています。
今まで以上にこだわりを
追求できるようになった!

逆に、今まで見えていなかった時期は、仕事で最も大切にしている「こだわる」ということを見落としていたかもしれない…と怖くなりました。デザインの経験を積んで、細部までこだわれるようになったのに、「見えない」ことでそのレベルを下げていたかもしれない。もっというと、誰かの細部のこだわりを見てあげられなかった可能性もある。過去の自分に「早く認めてメガネを買いなさい!」と言いたいです。もうひとつ、自分は考えるときに視線を泳がせるくせがあるのですが、そのたび視界がぼやけたりすると、思考が止まるしストレスが溜まる。このイライラがなくなったこともあり、今まで以上に自分のこだわりを追求できるようになっています。
アートディレクター小栗さん
からの
「老眼×人生」
アドバイス!

人生を豊かにするアイウェア!
老眼鏡を買う!という考え方を捨てて、この年になって新しいメガネと出会う!ととらえるのがいいと思います。メガネって気分のスイッチになるので、新しい1本を持つことは楽しいはず。自分のこだわりをかなえるデザインのフレームを選んで、そして自分の仕事や趣味を、もっとこだわるようになる。そして誰かのこだわりを見落とさないようにする。単に老眼だからメガネをかける、というのではなくて、人生をポジティブにするアイウェアに出会う、と考えるのがいいと思います。





