黒縁メガネの上手な選び方｜なりたい雰囲気別 おすすめアイテム

顔の一部分ともいえるメガネは、見た目の印象を左右する重要なファッションアイテムの一つ。視力を矯正するだけでなく、コーディネートのアクセントとして取り入れる人も増えてきています。

オシャレとしてのメガネが注目される一方で、フレームのカラーリングや形状だけでもさまざまな種類があるため、どれを選ぶべきか迷ってしまうものですよね。

その中でも、男女問わず人気を集めているのが黒縁メガネ。
今回は、人気の理由やフレームの種類、着用シーンや自分のファッションに合う黒縁メガネの選び方などをご紹介します。

「メガネ女子」「メガネ男子」というワードも話題になりましたが、ハリウッド俳優や有名モデルなどがメガネをコーディネートに取り入れたことで、ファッションアイテムとしても広く認知されるようになりました。

機能面に加えて、その日の気分やファッションに合わせて選べるアイウェアとしても注目されています。

ヘアスタイルと違って、気軽にイメチェンを楽しめるのがメガネのいいところ。フレームの形状やカラーリングも豊富で、価格帯も数千円台のものから数万円するブランド品まで、幅広い選択肢から選べることも人気を集めている理由です。

ファッションアイテムとして注目されるメガネの中でも、根強い人気がある黒縁メガネ。理由はビジネススタイルにも、カジュアルなコーディネートにも合わせやすい点にあります。

また、黒縁メガネは「誠実そうに見える」「仕事ができそう」「存在感がある」などの印象を相手に与えるため、世代や性別を超えて多くの人から支持されるアイテム。カチッとした印象を演出したいビジネスシーンはもちろん、プライベートでも使い回しやすい点も人気の理由です。

同じ黒縁メガネでも、フレームの形状やサイズによって与える印象が変わってくるものです。フレームの形状や大きさ、色合いなどに変化をつけることで、自分に合わせた変化を付けられます。真っ黒ではインパクトが強すぎる場合は、上の写真のようにクリアフレームを選ぶことも一つです。

また、知的でスッキリした印象を与えたい人には、フレームが細めの黒縁メガネがおすすめ。逆にファッションのアクセントとして、個性的なイメージを出したい人は太めのフレームが良いでしょう。

フレームの太さ以外にも、フロント（目の周りにくる部分）とテンプル（耳にかける部分）に使われているパーツの素材などによっても印象が変わります。フロントの形によっても異なりますが、メタル素材のメガネはクールな印象を、プラスチック素材のメガネはあたたかみのある印象を演出してくれます。

メガネはタマゴ型の「オーバル」や円形の「ラウンド」など、フレームの形状もさまざまですが、黒縁メガネでは「スクエア」と「ウェリントン」が男性に人気です。

スクエア
スクエアは、フロントのレンズ部分の形が横長の長方形になっているメガネです。直線的なデザインのため、シャープな印象やきちんとしている印象になります。

ウェリントン
ウェリントンは、逆台形型で角が少し丸くなった形状のフレームです。
ウェリントンについてより詳しく知りたい方はこちら

円型フレームの「ボストン」は、特に最近は流行に敏感な女性から支持を集めています。昔からあるフレームですが、雑誌モデルやタレントがファッションアイテムとして取り入れたことで人気になりました。

中でも、洋服やメイクに合わせて全体のバランスがとりやすく、クラシカルな印象がある線の細いメタルフレームが人気。
ボストンについてより詳しく知りたい方はこちら

さまざまなファッションに合わせやすい黒縁メガネですが、肌や髪などの一人ひとりの個性によって似合うモデルが変わります。

例えば、眉が濃い人の場合はフレームと眉毛の黒が重なって、より眉が太く見えてしまうケースもあるため、細めのフレームを選ぶとバランスが良くなります。
また、黒縁メガネと一口に言っても、上に紹介したようなさまざまな形状があります。フレームのサイズは「顔の横幅」や「眉からあごまでの高さ」を基準に、バランスよく顔にフィットするものを選ぶことが大切。

メガネ専門店では、スタッフがこのバランスを確認してくれます。鏡で確認するときは正面だけを確認するのでなく、斜めや横から見たバランスも重要です。

また、ビジネスシーンや就職活動などで「真面目な人柄を伝えたい」「キリッとした印象をつくりたい」、プライベートな場面で「第一印象を残したい」など、メガネをかけることでどういう印象をつくりたいかを先に決めておくのも、納得できる黒縁メガネ選びのポイントです。

ここでは、男女別・シーン別の黒縁メガネのコーディネートをいくつか紹介します。どんなシーンで、どんな雰囲気に見せたいか、イメージの参考にしてみてください。

かっちりとした印象を持たせる黒縁メガネですが、リラックスしたコーディネートにもマッチします。

男性はカジュアルなカットソーに黒縁メガネを合わせると、ゆるさの中にも知的な雰囲気をプラスできます。

メガネは、服装とのバランスを見て細めのフレームをチョイス。太めのものよりも全体がすっきりとまとまります。鼻の部分のメタル仕上げがアクセント。

オフタイムのレディースコーディネート。やや太めのフレームにすることで、カットソーの形や色など、全体の甘い雰囲気を引き締めてバランスも良くなります。テンプルも存在感があるので、髪をアップにしてあえて輪郭を見せるのも◎です。

襟のあるシャツやジャケットなど、シックな装いにも黒縁メガネはぴったり。

ダークトーンを取り入れたコーディネートは、黒縁メガネとも色味がマッチします。ウェリントンを選ぶことで、スクエアよりも堅くなりすぎず、全体が洗練された印象に。

女性の場合は、丸みを帯びたフレームで顔の印象がやわらかく、ほどよいカジュアル感を演出するコーディネートに。黒縁を選ぶことで、全体のトラッドで落ち着いた雰囲気を壊しません。

ビジネスシーンのコーディネートにも、黒縁メガネは相性バツグン。素材感やフレームに少し気を使うことで、野暮ったくならないようにすることが上手な選び方です。

スーツにはメタルフレームの黒縁メガネを選ぶことで、カジュアルになりすぎず、全体がビシッと引き締まった印象にまとまります。

女性はジャケットに暗めの色を持ってきた場合、フロントの素材に透け感がある黒縁メガネを選ぶのがおすすめ。全体の印象がきつくなりすぎず、かつビジネスらしい端正な印象をプラスできます。

フレームの形状も、全体のバランスを意識してすっきりとしたシャープなタイプを。

セレクトショップや古着屋など、メガネ専門店以外にも黒縁メガネを取り扱う店舗が増えています。ファッションアイテムとして伊達メガネをかける場合はいいのですが、視力矯正用のメガネとして購入する場合には注意が必要です。

• ・ファッション重視でアパレル店でメガネを購入したら、度付きのレンズが入れられなかった。
• ・大きめの黒縁メガネを選んでレンズを入れたら、重くて長時間掛けていられない。

といった場合もあります。

「普段づかいのメガネとして、オシャレな黒縁メガネが欲しい」という人には、掛け心地とデザイン性、両方にこだわるメガネ専門店での購入がおすすめです。

アパレルショップなどに比べてメガネのアイテム数が多いという点からメガネ専門店はおすすめですが、自社ブランドだけの取り扱いでバリエーションが少ない専門店が多いのも実情です。

眼鏡市場なら、「A NU」をはじめとしたオリジナルブランドに加えて、国内外のさまざまなブランドからお気に入りの黒縁メガネを選べます。

黒縁メガネは定番であるからこそ、はじめてメガネを掛ける人にも、コーディネートのアクセントとして楽しむ人にも、ぜひおすすめしたいアイテムの一つ。

眼鏡市場では、メガネフレーム+レンズセットで13,200円（税込）から購入でき、遠近両用レンズや超薄型非球面などの高品質レンズも追加料金なしでお選びいただけます。

スタッフがデザイン性と掛け心地を意識したアドバイスをしながら、みなさまにぴったりの黒縁メガネをご提案いたします。愛着を持ってずっと使える黒縁メガネにぜひ出会ってください。